Chocolate addiction 07 (ページ44)

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オートロックなのに？ページ44

翌朝。

チャンミンとユノはぐっすり寝ているので
それを起こさない様に自宅へ戻り、
お弁当を作り始める。

今日のメニューはキンパ風海苔巻きに
卵焼きと肉団子入りの野菜多めの中華スープ。

先ずは炊き立てのご飯を冷まして、
野菜は早速カット野菜を使って
お団子は丸めて・・・。

スープを作る約束がいつの間にか
お弁当になっていてどうなの？とは思ったけど
まぁ、1か月だけだし。

かといって私は料理が特別得意とか
好きではないのでメニューはネットで調べた
”韓国風お弁当”と言うレシピを活用するつもり。
それに韓国料理は結構保存の利く副菜が
沢山あるので凄く助かる(笑

とは言っても売っていないものも多いので
これからは１日１品はその保存できる
副菜を作らなきゃだけど。

海苔巻きが出来上がったところに
チャンミンがやって来た。

CM「おはよう、起こしてくれれば良かったのに」

「おはよう、コーヒー飲む？
って言うか、ここの玄関オートロックだよね？
どうやって入ってきたの？」

CM「エリさんから聞いてない？
ここの暗証番号教えて貰ってますよ？」

我が家の鍵は通常の鍵に加えて、
暗証番号でも開くシステムになっている。

「そうだったの？
それじゃユノも知ってる？」

CM「もちろん。
マシュに何かあった時にすぐに来れる様にって
エリさんが教えてくれましたよ。
マシュも宿舎の番号も知ってるし
鍵も持ってるでしょ？」

「まぁ、そうだけど」

チャンミンはキッチンのカウンターで
コーヒーを飲みながら
お弁当を作る様子を眺めている。

「よし、出来た！」

CM「メニューはなんですか？」

「それはお昼のお楽しみ～♪
チャンミン、トースト焼くけど食べる？」

CM「食べます！」

「ハムとチーズは？」

CM「入れて！それにレタスも！」

「それじゃトマトも入れようか」

ユノの分も作り、私は出勤の支度を済ませて
宿舎へ行き３人で朝食を食べた。

「それじゃ行ってきまーす！」

YN「お弁当ありがとうね！
行ってらっしゃい♪」

CM「下まで送っていきます」

腕の骨折が治るまでは自転車は辞めて
歩いて出勤することにした。

CM「本当に車で送らなくていいですか？」

「大丈夫！歩いても１０分ちょっとだよ(笑」

CM「お弁当がもう楽しみです」

「そんなに豪華じゃないからね！」

エントランスで見送ってもらい
私は会社へと向かった。