Chocolate addiction 07 (ページ20)

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四次元ポケット。ページ20

「問題はあるかと・・・」

CM「別に恋人なんだから問題ないです」

「ほら、チャンミンは有名人な訳で・・・」

CM「芸能人だから
彼女と一緒じゃダメなんですか？
そう思うなら廊下で立ち話だって
リスクがあります。
ほら、部屋に入りなさい！」

「うん。」

部屋に入ると
先を歩いていたチャンミンが
「当日予約だから仕方ありませんが
このホテルはダメですね。
まぁ、これは丁度いいですけど」と
大きなベッドに寝転がった。

「え？ベッドは１つ？」

CM「時松さんはツインを
３つ予約したらしいんですが
いざ到着したら部屋はトリプルとツインが
１つづつしか無かったらしいです。
でも、この時間ですから他を探すのは
諦めてこの部屋割りになったんですよ。
でも、ご覧のとおりツインじゃなくて
ダブルベッドですね。」

「あれじゃない？
セパレートするんじゃない？」

CM「これはしませんね。
今日は２人で寝ましょう」

「いや、心の準備がですね・・・」

CM「ヤー！
昨日も言ったでしょ！
もう一緒に寝てるって！」

「でも、それは私は知らなかったし！」

CM「胸を触られても平気なのに
寝るのはダメとか意味わからないですよ？」

「胸って、それだってチャンミンが
無理やり・・・」

CM「とにかく、
今日は色々あったんですから
ゆっくり体を休めないと。
マシュが嫌なら俺はソファーで寝ますから」

「嫌な訳じゃないけど・・・」

CM「それじゃ先にシャワーどうぞ」

「そうしたいところだけど
この腕なので入れない・・・」

CM「そうでしたね・・・
あっ！何か水に濡れないように
すればいいんですよね！」

「コンビニの袋みたいのがあれば
いけると思うんだけど・・・」

CM「ありますよ」

「え？」

チャンミンは自分の鞄から
綺麗にたたまれたコンビニ袋を
数個取り出した。」

CM「二重にすれば大丈夫ですかね？」

「チャンミンの鞄は４次元ポケットなの？」

CM「ぼくチャミえもん～。
ってなにやらせるんですか！
ほら、結んであげますよ」

「あ、そう言いながら
フニフニする気でしょ！」

CM「そうですね～
手伝った報酬に後でフニフニ・・・は
怪我が治るまで我慢します・・・」

「それじゃ最長２か月の我慢だね」

CM「２か月ですか？」

「うん、骨折って言っても
ヒビが入ってるだけだから早ければ
１か月後の検査で良くなってれば
ギブスは外れるって」

CM「でも手術とかじゃなくて良かったです」

「それじゃシャワーしてくるね」