美容室”KOU” その２． ページ39
コウさんは見た目は
がっしりした男性だけど口調はオネェ・・・
つまりそういう事ですよね。
コウ「う〜ん、思ってたよりも髪が短いわね、
これなら目立たせるって目的なら
お手軽なウィッグの方がいいかしらね」
「ウィッグ？」
コウ「うん、ユノからライブ会場でも
目立つ様にってリクエスト貰ってるの。
でも、きれいな髪を傷めるのももったいないし
この短さならウィッグの方が色々と便利よ」
「でも、ウィッグって
使ったことないですけど・・・」
コウ「最近のはね凄く簡単に装着できるし
蒸れたりもしないから快適よ！
それじゃさっそく着けてみる？」
コウさんがいくつかウィッグを持って来てくれて
装着の仕方を丁寧に教えてくれた。
コウ「そうそう、簡単でしょ？
お手入れはうちに持って来てくれればいいからね」
「ありがとうございます」
コウ「それじゃあとはメイクね！
Aちゃんは普段は・・・
あんまりメイクしないのね(笑」
「得意じゃないしよく分からなくて・・・」
コウ「簡単に出来る方法教えてあげる！」
こうしてウィッグの後はメイクを
教えてくれたコウさん。
とっても分かりやすくて
私にも出来るメイク方法を教えてくれて
使った化粧品も一式持たせてくれた。
コウ「御代はユノ達から貰ってるから！
今度はヘアメイクにいらしゃいね♪」
「今日はありがとうございました」
コウさんにお礼を言いお店を後にする。
時刻はまだ７時ちょいまえで
住宅街ではないこの町に人はまばらだ。
私はショーウィンドウに写った
ロングヘアのブロンドでインナーカラーの
レッドが目立つウィッグの自分を見てなんだか
不思議な感じになりながら時松さんに指定された
待ち合わせ場所へと向かった。
「少し早めに着いたな〜」
早朝から出掛けていたので朝食もまだった私は
待ち合わせ場所のそばにあったカフェで
朝食をとることにした。
「トーストセットと
アイスティーを１つお願いします」
会計を済ませて席に着くとなにやら
お店の入り口が騒がしいのでそちらを見ると
そこにいたのはファンに囲まれたチャンミンだった。
朝から大変だなぁ〜と眺めていると
テーブルに置いていたスマホが震えた。
着信相手は”チャンミン”
すぐそばに居る彼を見ると
注文をしながら耳にはスマホだ。
私は通話ボタンをタップした。
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kawaetsu(プロフ) - せいさん» 犯人は・・・続編も更新しました！よかったらご覧ください！ (2019年11月10日 16時) (
レス) id: 1f17291763 (このIDを非表示/違反報告)
kawaetsu(プロフ) - 千衣さん» 楽しい展開ですが肝心のチャンミンと主人公の恋バナどこかにいってしまいました（笑 (2019年11月10日 16時) (レス) id: 1f17291763 (このIDを非表示/違反報告)
kawaetsu(プロフ) - ひよさん» わぁー感想ありがとうございます。書く励みになります♪ (2019年11月10日 16時) (レス) id: 1f17291763 (このIDを非表示/違反報告)
せい(プロフ) - いよいよ犯人が解りますね！更新が待ち遠しいです〜 (2019年11月10日 6時) (レス) id: 88e5882e0c (このIDを非表示/違反報告)
千衣(プロフ) - 楽しい展開になって来ましたね！続きが楽しみです♪ (2019年11月9日 23時) (レス) id: 831be97d67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kawaetsu
| 作成日時：2019年10月6日 19時
