３年間の事。 ページ10
「ではごゆっくり。
ヌナ、ユジンもアキも
今日は俺が迎えに行くから。
それに夕飯も食べてくる」と
ジコはそのまま私の車のキーを持つと
どこかへ出かけて行った。
２人きりのリビングを沈黙が支配する。
何から話したらいいのだろう…
そう考えていると
「あの時はごめん。」と頭を下げるユノ。
「私の方こそごめんなさい」私もユノに謝った。
もう後戻りは出来ない。
そう思った私は覚悟を決めて
ユノにこの３年間の事を話すことにした。
でもユジンの事はこの期に及んでも
どう話すか迷う。
「ユノ、聞いてくれる？」
YN「うん。
でも１つだけ先に聞いていい？」
「なに？」
YN「ユジンは俺の子供だよね？」
「えっ？」
いきなりその事を聞かれるとは
思っていなかったので
私は言葉に詰まってしまった。
すると
「実は昨日チャンミンが
ジコからAの子ども達の写真を貰って来たんだ。
それを見たら俺の子供の頃そっくりだし
年齢も俺と付き合ってた時と被るし
そうじゃないかと思って」とユノ。
私は意を決し、
「黙って産んでごめんなさい。
ユノが思っている通り
ユジンは貴方と私の子供なの。
私はユジンを産んだ事は後悔をしてないし
これからもするつもりはない。
それにユジンの事を知ってるなら
娘のアキの事も知ってるよね？
私にとってアキも大事な子供。
いきなりユノの前から居なくなって
突然現れたかと思ったらこれでしょ？
私は責められても仕方がないのは分かってる。
でも子供たちは悪くないの。
そこだけは分かって欲しい」と話すとユノは
「Aを責めようなんて思ってない！」と
大きな声を張り上げて立ち上がった。
「本当にごめんなさい。」
「い、いや違うんだ、
怒ってるとかそういうのじゃなくて・・・」と
ばつが悪そうな表情でソファーに座りなおすと
「俺が全部悪かったんだ。
ハヌルの事もAの妊娠に気が付かなかった事も・・・
守ってあげられなかった。
本当にごめん。」とユノ。
「こっちこそ本当にごめんなさい。」
YN「会えなかった３年間の事を全部話してくれる？
俺も全部話すから」
「わかった。全部話すね」
こうして私達はお互いの３年間を話すことにした。
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千衣(プロフ) - 何の何の！レスを頂けただけで嬉しいです♪私も不愉快に思ったことはないですよ〜。フィクションなの前提でkawaetsuさんの作品を読ませて頂いて楽しんでるので実際はなんだっていいじゃん、って私は思うよ。 (2018年7月2日 18時) (携帯から) (
レス) id: 4037bbf8fe (このIDを非表示/違反報告)
kawaetsu(プロフ) - ゆみさん» 毎回楽しくなんて・・・読んでいただくだけで感謝でございます。不快な方がいるのであれば説明は出来るだけしたいと思い、書かせていただきました。 (2018年7月2日 16時) (レス) id: 7d6de28718 (このIDを非表示/違反報告)
kawaetsu(プロフ) - 千衣さん» お返事大変遅くなりましてすみません！本当にやっと話すところまで。。。いったいこの後はどうなるんでしょうか・・・ (2018年7月2日 16時) (レス) id: 7d6de28718 (このIDを非表示/違反報告)
ゆみ(プロフ) - 私は毎回楽しんで読ませて頂いてます。不快な思いをする人もいるんですね(￣∇￣)気にせず…お話しどんどん書いちゃって下さい。 (2018年6月21日 21時) (レス) id: 0ab89a49dc (このIDを非表示/違反報告)
千衣(プロフ) - やっとユノと話すとこまで来たー。別れからチャミに会うまでのヒリヒリ感がたまらない♪これからの展開が楽しみに待ってます！ (2018年6月20日 9時) (携帯から) (レス) id: 4037bbf8fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kawaetsu
| 作成日時：2018年6月9日 0時
