タイムリミット（YN ページ48
その日から
俺達のA探しは始まった。
シゲには来月までは隣に住むと聞いていたのに
退職した翌日にAが引っ越してしまい
それから何も分からないと言われ、
エリも退職は聞いたけど
シゲと同様で退職した日に一緒に食事をした
その翌日にシゲから連絡を貰って
Aが居なくなった事を知り
すぐに連絡をしたけど携帯も解約されていたので
お兄さんにも連絡したら
お兄さんは退職も引っ越しも知らないかったらしい。
藁をも掴む思いで事務所に聞くと
Aから提示された誓約書を見せられた。
信用出来なかったけど
彼女の代理の弁護士と書かれていた人物も実在し
誓約書も彼女が事務所に提示したものだと分かった。
それでも俺は諦められず
なんとか彼女のお兄さんと連絡を取り
話を出来る事になった。
しかしお兄さんには
「Aは元気にしていて
君の事は恨んでも憎んでもいない。
Aには新しい生活があるから
これ以上関わらないで欲しい。」と
言われて居場所は教えてくれなかった。
それでも１度だけでもいいから
Aに逢いたいと頼むと
「Aには伝えておく」と
お兄さんは言ってくれた。
彼女の返事を待っているうちに年が代わり
季節は秋になり俺は兵役に就く。
他のメンバーはすでに
義務警察など国の公務に就いていて
俺は入隊前の１週間、休日を貰い
暫く会えなくなる友人や家族と過ごした。
でも思い出すのはAの事ばかり。
これから約２年、彼女に逢うのは無理だ。
勤めが終わったら１ヵ月間の休暇があるので
俺はその時に彼女を探すと決めている。
こうして休暇を過ごしていると
珍しい人物から連絡が来た。
ジコだ。
ジコとはAが姿を消す直前まで事務所と
彼女の間を取り持っていたと聞いて
連絡をしていたけど最近は疎遠だった。
もしかしたらAの事が何か分かったのかしれない。
そう思いすぐに折り返し連絡をした。
zc「ヒョン、お久しぶりです」
「うん、元気？」
zc「入隊前で忙しいと思いますが
時間ありますか？」
「長時間は無理だけど大丈夫。
もしかしてAの事？」
zc「はい。
ヒョンには伝えた方がいいと思うんで。」
「ありがとう。
いつがいいかな？」
こうして久しぶりにジコと会うことになった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 201人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kawaetsu(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます。パスワードをメッセージにてお送りしました。 (2020年9月23日 14時) (
レス) id: 085b6a2867 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - こんにちは、何度かこの作品を読んでます。この先を読みたくてパスワードを教えてくださいませんか？ (2020年9月23日 12時) (レス) id: babc415c2f (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - こんにちは、何度かこの作品を読んでます。この先を読みたくてパスワードを教えてくださいませんか？ (2020年9月23日 12時) (レス) id: babc415c2f (このIDを非表示/違反報告)
たあさん(プロフ) - 初めまして、お話楽しく読ませて頂いています。始めから男前なヒロインちゃんだったけど、益々凄い展開になって来て、お話の更新楽しみにしています！アキちゃんまで登場し、大丈夫？ユノ、に早く真実が明かされる事を待っています！！ (2018年5月6日 4時) (レス) id: 3c91ad79e1 (このIDを非表示/違反報告)
千衣(プロフ) - はじめまして。すっごく楽しみに更新を待ってます。ハラハラドキドキすることも小説の醍醐味ですよね。ユノが何を考えて主人公に冷たくしてるのかも早く知りたい〜♪ (2018年2月4日 18時) (携帯から) (レス) id: 4037bbf8fe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：kawaetsu
| 作成日時：2018年1月24日 17時
