別れる。 ページ32
「どうぞ」と言う返事に
「失礼します。」と部屋へ入ると
大きな応接用のソファーに社長らしき人と
ハヌルさんのマネージャーさん、
時松さんと常盤さん。
それに知らないスーツ姿の人が数人座っていた。
「こちらへ」と言われて私達も席に着く。
私は雰囲気に呑み込まれそうだった。
そんな私の代わりにエリちゃんが口を開く。
エリ「彼女はまだ精神的にも
肉体的にも全快ではありません。
なの手短にお願いします」
社長「ご足労頂いて申し訳ない。
手短にと言うことなので
早速話をしたいと思うのですがよろしいですか？」
「はい。」
それから事務所からの前回と今回の怪我の事、
それについての医療費などの提案を聞いた。
そして話し合いは
私とユノの関係とハヌルさんの妊娠。
社長「ハヌルの妊娠の件は知ってるね？」
「はい」
「君はユノとはどうするつもり？」
ついにその時が来た。
私は深呼吸をしたあとゆっくりと話し始めた。
「ユノはどう思っていたか分かりませんが、
私はお付き合いしていたつもりです。
でもハヌルさんのお腹の中には
２人の新しい命も宿っています。
いまここで私が騒ぎ立てても
誰も幸せになりません。
もちろん私もです。」
そこまで話した所で
「川原さん、ハヌルの事は〜」と時松さんが
何か言いかけたけどそれに被せる様に
「つまりそれはユノと別れるって事かな？」と社長。
「はい。私としてはそうしたいです。
でも、それにはお願いあります」
「分かった。
私達に出来ることならしましょう。
まずはこちらの提案を聞いてくれるかな？」と
社長はスーツ姿の人に目配せをする。
するとテーブルに差し出された１つの封筒。
私はそれを手に取り中身を見た。
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kawaetsu(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます。パスワードをメッセージにてお送りしました。 (2020年9月23日 14時) (
レス) id: 085b6a2867 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - こんにちは、何度かこの作品を読んでます。この先を読みたくてパスワードを教えてくださいませんか？ (2020年9月23日 12時) (レス) id: babc415c2f (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - こんにちは、何度かこの作品を読んでます。この先を読みたくてパスワードを教えてくださいませんか？ (2020年9月23日 12時) (レス) id: babc415c2f (このIDを非表示/違反報告)
たあさん(プロフ) - 初めまして、お話楽しく読ませて頂いています。始めから男前なヒロインちゃんだったけど、益々凄い展開になって来て、お話の更新楽しみにしています！アキちゃんまで登場し、大丈夫？ユノ、に早く真実が明かされる事を待っています！！ (2018年5月6日 4時) (レス) id: 3c91ad79e1 (このIDを非表示/違反報告)
千衣(プロフ) - はじめまして。すっごく楽しみに更新を待ってます。ハラハラドキドキすることも小説の醍醐味ですよね。ユノが何を考えて主人公に冷たくしてるのかも早く知りたい〜♪ (2018年2月4日 18時) (携帯から) (レス) id: 4037bbf8fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kawaetsu
| 作成日時：2018年1月24日 17時
