疲れた・・・。 ページ14
あーでもない、
こーでもないと
ユノが選び続けて３０分。
R「ユノ〜、そろそろ決まった？」
とっくにアクセサリーなども選び終えた
リリーさんがユノに声を掛ける。
YN「う〜ん・・・
どれも似合うと思うんだけどなぁ〜」
R「１着だけじゃなくても良いよ。」
YN「本当に？
じゃぁ、これとコレね！」
R「Aちゃん着替えて来てね♪」
女性スタッフさんが２人が選んだ洋服を持って
更衣室まで案内してくれた。
スタッフ「このドレスは１人で着るのは
難しいので
お手伝いさせて頂いていいですか？」
「すいません、お願いします」
(着るのが複雑って・・・)
指示されるがまま着替えて
更衣室のカーテンが開かれ
ユノとリリーさんがそれを評価する。
それが繰り返される事３回。
(疲れた・・・
ユノ達はいつもこんな事をしてるの？
大変だなぁ〜)
R「思いのほか甲乙つけがたいね。」
YN「うん。」
R「ユノ、この際だから全部撮る？」
YN「いいの？」
R「その代わり衣裳ごとにメイクとかは
変更できないけど」
(ちょっとまって！
全部って、また着替えるの？)
YN「じゃぁ、それで！」
「ちょっ！ユノ！」
YN「ん？どうしたの？」
とっても楽しそうに微笑むユノ。
正直もう今の着替えだけで疲労困憊なんだけど
ユノの笑顔と私の為に一生懸命に
なってくれているユノに
もう、無理！とは言えなかった。
(きっと、もう一生こんな事ないし
いい思い出にしよう)
そう気持ちを切り替えて
撮影を楽しむことにした。
R「着ているのから撮影しようか」
リリーさんがそう言うとメイク室に案内されて
３人掛かりでメイクが始まった。
髪の毛がセットされ、
メイクが施され気が付けばまるで別人。
(さすがプロ。)
感心しているとあっという間に
R「はい、完成〜
スタジオに移動するよー」と
言われるままに移動すると写真撮影が始まった。
カメラマンさんに言われるがまま
ポーズを取って行く。
R「うんうん、初めてにしては
ポーズも上出来！」
それから衣裳チェンジをし、
最後のドレスに着替え撮影位置まで向かう。
(そう言えばさっきからユノがいないな・・・)
そう思っていると
「ユノさん入りまーす」とスタッフさんの声。
R「お！イケメンのご登場だよ〜」
「A、お待たせ〜」
声のする方を見ると
メイクも衣裳もばっちり決まったユノがそこにいた。
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kawaetsu(プロフ) - 瓶てまりさん» コメントありがとうございます！不定期な更新になってしまっていますが、なるべく更新していきたいと思います♪これからもよろしくお願いします！ (2016年10月6日 7時) (
レス) id: 4de8d8cd04 (このIDを非表示/違反報告)
瓶てまり(プロフ) - 素敵なお話でした。最初から一気に読みました。更新楽しみに待ってます♪ (2016年10月5日 22時) (レス) id: f70a36db87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kawaetsu
| 作成日時：2016年9月25日 12時
