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∞29∞ ページ31

す「A。」

「ん?」

す「音羽、39度まで熱上がった。」

「ほんと?……音羽大丈夫かな。」

す「音羽の冷えピタ、新しいのにしてくるな?」

「ありがと。」

す「うん。」

「あ、そうだ。水分だけ取らせてあげて?」

す「了解。」

Aからスポドリを預かって音羽の部屋に行く。

す「音羽ー?」

音「Zzz…」

す「寝てもたんやな。」ナデ

汗かいてるからデコへ前髪くっついてもうてるやん。

す「音?起きてー。」

音「んぅ。」

す「音羽?」

音「んー。なぁに?」

あ、起きた笑
急に冷たいやつ貼ったら泣くからな。

す「冷えピタ持ってきたから変えよか。」

音「あい。」

す「ちょっと冷たいで。」

音「んっ!ちゅめた!!」

す「冷たいな。でも気持ちいいやろ?」

音「ん。」

す「あ、ママが熱あるからジュース飲み。って言うてたで?」

音「飲む。」

す「はい。ストローついてるからしっかり吸いや?」

そう言って渡してやるとゆっくりやけど半分くらい飲んでくれた音羽。

音「もーいらない。」

す「半分くらい飲んだな。えらいで笑」

音「……ねんねする。」

す「ねんねする?」

音「ん。」

す「音羽お腹すいてない?」

音「大丈夫。もうちょっとしてからでいー。」

す「ん。わかった、ママに言うとくな?
ジュース置いとくで、喉渇いたら飲みや。」ナデ

音「うん。」

す「おやすみ。」

音「おやしゅみ。……Zzz」

す「……すぐ寝るやん笑」

そんだけしんどいんやな。
可哀想に。
さぁAんとこ行こ。

す「音羽寝た……で?」

「Zzz…」

す「お前もかい笑」ナデ

疲れてんやな。

「……すばるくん?」

す「すまん、起こしたな。」

「大丈夫。寝ちゃったね。」

す「ええよ。ただやな……」

「?」

す「モコモコ着て、そこまでチャックおろして寝てたらあかんやろ。」

「……あ。」

完全に気ぃ抜いてた顔やな。
さすがに胸元見えてたら俺かて無理やで?

す「音羽寝てるし、シよか。」

「今から?」

す「今から笑」

「お昼だよ?」

す「わかっとるよ。でもそんな格好してたら俺かて我慢でけへんわ笑」

「すばるくん。もーちょっと我慢しない……?」

す「いやや笑」

「んぅ。……わかりました。」

す「はい笑」

「着替えるんじゃなかった。」

す「なんて?」

「なんでもない。」

す「久しぶりに女の子抱くんやけど…。」

「彼女作らなかったんだもんね。」

す「おん。」

「別に良かったのに笑」

そう言って俺の髪を触るA。

す「お前だけでええ。」

「ふふっ。」

∞30∞→←∞28∞



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作者名:慧梨 | 作成日時:2018年5月18日 4時

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