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隆「診察とかちゃんとついてくるからな？」
章「でも渋やんにバレんようにせんと。」
隆「そうやね。」
「しばらくは一人でも大丈夫だよ？」
章「あかんの！妊婦さんやねんから笑」
隆「そうやで。大事にせんと笑」
「章大くんも隆平くんも心配性だなぁ笑」
隆「当たり前でしょうが！俺らの大事な子やで？心配するよ。」
ほんとに過保護なお兄ちゃんたち。
この子が出来たらもっと過保護になるんじゃない？笑
章「Aちゃん、しばらくウチくる？」
「え？」
章「いや、渋やんとこ帰ったらいろいろ大変やろ？」
「うん。じゃあお願いします。」
章「分かった笑 渋やんには俺から言うとくしな。」
「ごめんね？」
章「ええよ。任しとき。」
隆「じゃあ俺も今日章ちゃんとこ泊まろかな笑」
章「ええで。来る？」
隆「行く。」
章「分かった。」
隆「Aちゃん。すばるくんになんて言うの？」
「うん。もう考えてあるの。」
章「ええの？ほんまは渋やんのこと好きなんやろ？」
「大好きだよ？でも今みんなは大事な時期じゃない笑」
章「もう決めたんやね。」
「うん。」
章「ほななんも言わん。ちゃんと面倒見るから笑」
「ありがとう。」
隆「俺らに任せて。」
「うん。あ。ねぇ、隆平くん、章大くん。」
2人「ん？」
「わたしがすばるくんにバイバイするとき傍にいてくれないかなぁ。」
隆「ええで。な？章ちゃん。」
章「全然ええよ笑」
「ありがとう笑」
2人「いいえ。」
やっぱり一人じゃ不安なの。
泣いちゃうんじゃないかって。
笑顔でバイバイできないんじゃないかって。
章「Aちゃん。不安？」
「え？」
隆「笑って別れられへんかもって思ってる？」
「2人ともすごいね。不安なのわかっちゃった？」
章「妹やもん。わかるよ。」
隆「分からんとお兄ちゃんじゃないですからねー。」
「ふふ笑」
章「過保護やけど許したって？」
笑顔でウインクしながら顔の前で両手を合わせる章大くん。
可愛いなぁ。
「過保護なの知ってるよ。」
隆「こりゃ参りましたな笑」
章「はは笑 なんなんそれ。」
「これからよろしくおねがいします！二人のパパ達。」
2人「お任せあれ！」
章「この子産まれたらどこでも連れていくわ。」
隆「俺もやー。」
「すばるくんにバレないでよ？」
章「大丈夫やて。」
隆「頑張るわ。」
「ホントに大丈夫？笑」
2人「任せて！」
「うん。」
章「渋やんにはいつ言うの？」
「近いうちに。」
隆「そっか。」
「うん。」
頑張れ。私。
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作者名：慧梨 | 作成日時：2018年5月18日 4時
