20話 武道side ページ20
「タイムリープする為に飛び降り自 殺って…
とても正気には思えませんけど」
しかも8回っと付け加えた直人は、信じられないと頭を抱えた
俺だってヒナの為ならとは思うけれど、実際線路に落ちそうになった時は死 ぬことが怖かった
それを何度も繰り返す勇気が俺にはあるだろうか
「Aさんは場地くんを刺す犯人もその裏側にいる稀咲の思惑も掴めてる！俺たちで協力すれば何とかなるはずだ！！」
「佐野万次郎の姉という点で少し不安ではありますが…
事情を知る人が近くにいるのはメリットです。
武道くん、お願いしますよ」
いつもよりも固く握手を交わした俺は再び過去に戻る
握った手の違和感がなくなりゆっくりと目を開けると、目の前にマイキーくんの姿があった
「(神社ってことは集会か…あ、Aさん！…って」
少し離れた先で見つけたAさんの顔には大きなガーゼが貼ってあり、いつも隣にいた場地くんの姿がなかった
俺がいない間に喧嘩があったのか？
しかし、そんな疑問も稀咲が東卍入りをするという発言にかき消され
暴走した俺は稀咲に手を出し、呆気なく意識を手放した
________「お前もAのことが好きなのか？タケミっち」
「ん…え？マイキーくん？？」
俺確か稀咲にも殴られて…
「って！俺はヒナ一筋です！」
「いや〜だってお前やたらAのこと見るから」
「流石にマイキーくんのお姉さんに手を出しません！…あ」
「は？Aと俺の関係なんで知ってるんだよ」
タイムリープ直後ということもあり口がすべった俺は急いで言い訳を考えるも疑わしいという目からは逃れられなかった
「か、顔と雰囲気がすごく似てるから！！
もしかしたら姉弟だったり〜なんて思ってただけで、」
「ふ〜ん…やっぱタケミっちはおもしれぇな
誰にも言うなよ？俺と場地の秘密だからな」
場地という名前に先程殴られた痛みを思い出す
場地くん脱退するって言ってたな…
Aさんは何で怪我してたんだろ
「場地が抜けるなんてAが1番許さねぇだろうな」
「だったら稀咲を外してください！そうすれば場地くんは戻ってくるはずです！」
「稀咲はこの先必要だ。お前とAが反対してもこれは決まったことなんだよ」
タイムリープのことは正直説明できないけど、とにかく稀咲はダメなんだ
そう話す俺にマイキーくんは場地くんを取り戻すことで稀咲を解雇することを約束してくれた
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餃子(プロフ) - 微生物さん» 了解しました！ご指摘は有り難い事なので言って頂けて嬉しかったです(^^)励みになりました！頑張ります！ (2022年4月9日 12時) (
レス) id: 62fd12ab2d (このIDを非表示/違反報告)
微生物(プロフ) - 早めの対応ありがとうございます！設定タグの方も「馬地」になってますので訂正お願いしたいです。何度もご指摘すみませんm(_ _)mこの作品結構好きなので今後も更新頑張って下さい (2022年4月7日 22時) (レス) id: f2927e6a43 (このIDを非表示/違反報告)
餃子(プロフ) - 微生物さん» うわ本当だ！ご指摘ありがとうございます、すぐになおします！ (2022年4月7日 20時) (レス) id: 62fd12ab2d (このIDを非表示/違反報告)
微生物(プロフ) - 「馬地」ではなく「場地」ですよ (2022年4月6日 18時) (レス) id: f2927e6a43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：餃子 | 作成日時：2022年2月9日 14時
