幼馴染が人妻好きだから私の愚行を許してくれ【桂小太郎】

第7話 先生兼親(仮) ページ8

「しょーよーせんせええええええええええええええええええええええええ！！！！」





「どうしました？A」



「まず叱れよ…近所迷惑だよ…」




隣にある松陽先生の玄関のドアを無断で開け、先生の名前を叫ぶ。



銀時のツッコミなんて知らない。







「銀時が私を虐めたの……」




「おや、またですか。銀時は仕方ない子ですね。お仕置きをそんなにうけたいんですか？」






「俺の話を聞けぇぇええええ！！！」




「銀時、近所迷惑ですよ」







「松陽先生大好き」







銀時が理不尽な仕打ちを受けたとか知らないし。









「銀時が私の秘密をばらそうとしてきたの」





「そうですか……では銀時の初恋のはな」





「だっああああああああ！！！！



松陽、それはダメ、絶対！！！死ぬよ！？俺達死ぬよ！？



この目みたいに屍になるよ！？」






松陽先生の言葉が途中から聞こえなかったからよく分からないけど銀時の焦った顔が見られたから良かった(ゲス顔)







「すっきりしたわ。ありがとう松陽先生」






「いえ、虐められたら何時でも来てくださいね」




何時もの優しい笑顔で、頭を撫でてくれる。この暖かくて優しい手のひらは私達が小さい頃から変わらなかった。





でもこの手は時には恐怖の狂気になる(体験談)







私は未だに謎に悶えている銀時を引き摺って家に帰った。

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