幼馴染が人妻好きだから私の愚行を許してくれ【桂小太郎】

第38話 困惑 ページ39

「し、しんす、けがあっ、ひっ、じょ、じょそっ」




「…殺すぞ」




「いや、だってぇ…っひひ、お、お腹痛っひ」





「おいA、笑いすぎだぞ」






「そ、そうだぞAっ、し、晋助に失礼だ、ぞっ、っひ」





「銀時、お前もだからな。二人とも深呼吸だ。ほら、どうどう」




「おいヅラァ、それ深呼吸関係ねぇぞ」






「てへ、バレちゃった」





「公式ネタぶっこんでんじゃねぇぞ！！！」





「可愛い…」





「目ぇ覚ませA！！！」





ボケまくる私とヅラ。ツッコミ担当になった銀時。そして殺気だだ漏れな晋助。






教室内はまさにカオスだった。





「てかおい！！先生！！！ドア越しにいるの分かってるんだからな！！！爆笑してんの分かってるんだからな！！！！」



「落ち着いて晋助、キャラぶれぶれだから。落ち着け、まじで。せめて中二風に、ね？」





「ツッコミの仕方間違ってるぞA」




「まあまあ銀時、女は突っ込まれる方だからツッコミ出来るわけなかろう」





「小太郎、あんたどのジャンルの話してんのよ」






そして入口のドアがガタガタ震える。そこだけマジ南海トラフ起きたんじゃないかってくらい揺れてる。





多分原因は担任の先生が笑いを堪えてることだと思うんだけど。





「まあ頑張れ高杉、きっと可愛いから。





もしなんでヅラじゃないんだって思うのなら自分の身長恨めよ」






そしてその担任はガラッとドアを開け早口でそう言いまたガラッとドアを閉めた。






「…いつか先生死なす……絶対…殺してやる……



先生として殺してやる……」





「某殺す教室の赤髪君化しちゃったかな？」





「まあ、自業自得だから仕方ないさ、行くぞ」






「俺コンビニ寄りてぇんだけど」






「殺す…殺す……殺す…………殺す」







その頃の坂本






「ひっ、た、高杉がじょそっ、おえっ、ひいいい、


おろろろろろろろろろろろろろろ」





2人を尾行し、高杉女装の件を聞き爆笑していた。





そして震えまくる体のせいで酔い、ゲロブシャしていた。





(処理はちゃんとした)




偉いぞ坂本

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