USJ ページ28
「すっげー！！USJかよ！！？」
「水難事故、土砂災害、火事……etc.あらゆる事故や災害を想定し、僕がつくった演習場です。その名も……
USJか……久しぶりに行きたいな…。今、どこのアニメとコラボしてたっけ？まあ、なんでもいいけど、ジェットコースター乗りたい。
「スペースヒーロー「13号」だ！災害救助でめざましい活躍をしている紳士的なヒーロー！」
「わー、私好きなの、13号！」
相澤先生は13号に近づいて何かを話す。13号が話している最中に3本の指を立てたけど…どういう意味だろう？
「えー、始める前に、お小言を一つ二つ…三つ…四つ…」
増えてる…。
「皆さんご存知だとは思いますが、僕の“個性”は“ブラックホール”。どんなものでも吸い込んでチリにしてしまいます」
「その“個性”で、どんな災害からも人を救い上げるんですよね」
緑谷くんが言うと、麗日さんが残像が出る勢いで首を縦に振った。ヘドバンでもしてるのかな…？
「ええ…しかし、簡単に人を殺せる力です。皆の中にも、そういう“個性”がいるでしょう」
主に…私だな。動植物を作る際に混じえる毒の量を間違えれば、死なせてしまう…。
「超人社会は“個性”の使用を資格制にし、厳しく規制することで、一見成り立っているようには見えます。しかし、一歩間違えれば容易に人を殺せる“いきすぎた個性”を個々が持っていることを忘れないで下さい。
相澤さんの体力テストで自身の力が秘めている可能性を知り、オールマイトの対人戦闘でそれを人に向ける危うさを体験したかと思います。
この授業では…心機一転！人命の為に“個性”をどう活用するかを学んでいきましょうり君たちの力は人を傷つける為にあるのではない。助ける為にあるのだと心得て帰って下さいな。
以上！ご清聴、ありがとうございました」
13号が優雅に頭を下げると、クラスメイトが歓声と拍手を起こす。私も軽く拍手をし、先生の言葉を待った。
「そんじゃあまずは…」
先生が不自然に言葉を切り、そして、USJ内を見た。すると、何かを見つけたのか、表情を少し動かして、焦ったような声を出しながら私たちを見た。
「一かたまりになって動くな」
「え？」
「13号！！生徒を守れ」
私は気になって、少し背伸びをして広場辺りを見る。そこでは、黒いモヤの中から一体の怪物のようなものと、大量の人が出てきて来ていた。
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もずくっち - コメントの仕方のところに、宣伝Okって書いてあったんですけど、それって自分の投稿している作品のことですか？それとも、この作品のことです？おしえていただけたら嬉しいです。 (2022年10月10日 15時) (
レス) id: ff189cf6af (このIDを非表示/違反報告)
？？？？ - 焦凍推しなんです！轟出てきて嬉しいィィィィ！！！ (2022年10月4日 22時) (レス) @page3 id: e430496a4a (このIDを非表示/違反報告)
たた - 面白かったです！更新頑張ってください！ (2022年9月27日 23時) (レス) id: 280d0d55b7 (このIDを非表示/違反報告)
玲香@推しを世界に広め隊(プロフ) - ゆりなさん» ありがとうございます！更新頑張ります……！ (2022年9月17日 23時) (レス) id: 7ea981ebc0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりな - とっても面白いです、更新待ってます！！ (2022年9月17日 23時) (レス) @page11 id: 736bc9023c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玲香@推しを世界に広め隊 | 作成日時：2022年9月15日 21時
