敵襲撃 ページ26
「すっげーー！！USJかよ！！？」
「水難事故、土砂災害、火事…etc.。あらゆる事故や災害を想定し、僕がつくった演習場です。その名も……
USJなんだ。
「スペースヒーロー「13号」だ！災害救助でめざましい活躍をしている紳士的なヒーロー！」
「わー私好きなの13号！」
誰だよ13号。聞いた事ねェな。いや、そもそもヒーローの名前がオールマイトと、あと担任しか知らないからなァ。仕方ねェか。
13号と相澤先生は軽く何かを話すと、お互い思い思いの場所に立った。
「えー始める前に、お小言を一つ二つ…三つ…四つ…」
増えていく…。
「皆さんご存知だとは思いますが、僕の“個性”は“ブラックホール”どんなものでも吸い込んでチリにしてしまいます」
悪いが、存じ上げてねェわ。
「その“個性”でどんな災害からも人を救い上げてるんですよね」
緑谷の言葉に、女は残像が見える勢いで首を縦に振った。もげねえのかな、アレ。
「えぇ…しかし、簡単に人を殺せる力です。皆の中にもそういう“個性”がいるでしょう」
妾や、爆豪…あとは、緑谷と轟が正しくそうだな。
「個人社会は“個性”の使用を資格制にし、厳しく規制することで一見成り立っているようには見えます。しかし、一歩間違えれば容易に人を殺せる“いきすぎた個性”を個々が持っていることを忘れないで下さい。
相澤さんの体力テストで自分の力が秘めている可能性を知り、オールマイトの対人戦闘でそれを人に向ける危うさを体験したかと思います。
この授業では…心機一転！人命の為に“個性”をどう活用するかを学んでいきましょう。君たちの力は人を傷つける為にあるのではない、救ける為にあるのだと心得て帰って下さいな。以上、ご清聴ありがとうございました」
胸に手を当て優雅にお辞儀する13号に、クラスメートは拍手と歓声を挙げる。妾には何も響かなかったことは、誰にも言うつもりは無い。
「そんじゃあまずは…」
13号がスピーチを終えたのを確認すると、先生が口を開いたが、なにかに気づいたようで、広場をじっと見る。直後、勢いよくこちらを振り返った。
「一かたまりになって動くな」
「え？」
「13号！！生徒を守れ」
“個性”を使って軽く浮くと、広場に黒いモヤのようなものが出現しており、そこから沢山のにんげがでてきたのがわかった。ワープ系の“個性”で実態がこちらにねェなら、先生の“個性”も使えねェな。
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希望厨 - 面白いです。ですが、誤字脱字が目立ちます (2022年10月1日 22時) (
レス) id: 6452396e63 (このIDを非表示/違反報告)
村人C - いやもう…好きですよ… (2022年9月19日 22時) (レス) @page1 id: 1187f00563 (このIDを非表示/違反報告)
? り ん ね ＠ 輪 廻 転 生(プロフ) - ほまちゃん .ᐟ.ᐟ 小説書いてるんだね .ᐟ.ᐟ 応援するよ~~ .ᐟ.ᐟ (2022年9月10日 19時) (レス) id: cbcf5b3031 (このIDを非表示/違反報告)
穂 希(プロフ) - 百華夜さん» あ り が と う ご ざ い ま す .ᐟ.ᐟ 一 日 最 低 一 話 更 新 、頑 張 り ま す .ᐟ (2022年9月9日 19時) (レス) id: d3f11262a7 (このIDを非表示/違反報告)
百華夜 - 面白いですね！文ストのストーリーが過去とされているので読みやすく、文章もしっかりしていますね！更新頑張ってください！ (2022年9月9日 18時) (レス) @page31 id: a48955bec9 (このIDを非表示/違反報告)
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