文豪たちの観察日記 十二冊目【文スト】

文豪に自分からキスした後に前より上手くなった？と聞いた日。 ページ20

中島敦
「え、あ、は、はい！凄く！とても！上手くなりまひた！」
噛んでいますよ、敦くん。貴女がどんなもんだい！と笑うと、
ま、参りました！と言ってくれます。ノリが良くてよろしい。



太宰治
「ふふふ。まだまだだけど、前よりはいいかな？」
貴女がうぐぬ…。と言って悔しそうにすると、お手本を見せよう。と
貴女に深いキスをしてきます。彼の場合お手本というか上級者なのでは？



江戸川乱歩
「前よりは上達したけど、やはりこの僕には及ばないな。」
貴女が乱歩さんと同じくらいですよ！と言うと、試すかい？とキスされます。
キスした後に、ね？君はまだまだだろう？とニヤリとします。



芥川龍之介
「笑止。この程度の餓鬼がするようなキスで僕が満足すると思うな。」
貴女が生意気なやつめ…！と言うと、僕が教える。と、
今までされたことのないようなキスをされます。彼も男だと再認識。



中原中也
「まあ、前の緊張しまくりだった状態よりはマシだが、俺程じゃねえな。出直せ。」
貴女が蛞蝓のくせに！と言い捨てると、何とでも言え。負け犬。とニヤけます。
貴女が拗ねると顎クイした後に軽めのキスをしてきます。



ドストエフスキー
「進歩しましたね。ぼくはもっと深いキスもしてほしいのですが。」
貴女が頑張りますね。と言うと、笑った後に、貴女に深いキスをしてきます。
貴女がされた後に彼にしがみついて支えて貰っている姿を見て微笑んでいます。



条野採菊
「私は貴女からキスしてくれるなら下手でもいいですよ。上達してますけどね。」
本当？条野、私がキス下手でもいいの？と心配そうに言うと、
だって私から深いキスをすればいい話ですよね？と笑みを浮かべます。

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