文豪たちの観察日記 十一冊目【文スト】

妊娠中の夢主のお腹を文豪が触った日。*独楽:ころん様リク* ページ14

中島敦
「あ、今動きましたね！…女の子なのに随分活発ですよね…。」
元気で明るい子に育つといいなぁ…。としみじみ考えています。
貴女は貴女で可愛い服を着せたくて着せたくて仕方ないと言いましたが。



太宰治
「大人しいなぁ…。私と君にそっくりだよ。きっと。天才になっちゃうね。」
はいはい、そうだね。と貴女が流すと、え、スルー?とかまちょしてきます。
でも実際に成長すると、彼譲りの頭脳と貴女譲りの容姿の男の子でした。



江戸川乱歩
「あ、今蹴った！ねえ、やっぱり痛かったりするの?え、そうでもない?」
蹴られるだなんて探偵社の仕事で慣れましたよ?と言うと、彼は、
其れ、慣れちゃ駄目でしょ。とツッコみを入れてきます。



芥川龍之介
「あ…う、動いたぞ。……女の子だと聞いたが…小刻みに動くな。」
貴女がせっかちなのかもねー。と言うと、そういう話か…?と
首を傾げています。彼は其れからもずっとソワソワしています。



中原中也
「男の子だって言ってたが、すげえ静かだな。…こりゃ手前に似たかもな。」
中也に似たら不良になるわ。と貴女がからかって言うと、彼はムッとして、
俺は不良じゃねえ。マフィアだ。と言い張ります。いや、マフィアの方がやb(((



ドストエフスキー
「凄く静かすぎて心配になりますね。ぼくたちとまるで同じですね。」
どちらも静かなタイプなので子供も静かです。貴女がお腹を撫でた後に、
溜め息をつき、無事生まれますように。と言うと、彼も微笑んでいます。



条野採菊
「蹴ってますね。かなりの勢いで。絶対に貴女に似ましたね。間違いないです。」
貴女が何でよ?と言うと、彼はだって五月蝿いし。と笑顔で言い放ちました。
ところが本心は貴女に似てくれて凄く喜んでいます。素直に言いましょうよ〜。←

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