文豪たちの観察日記 十冊目【文スト】

夢主が文豪を放置して犬ばかり可愛がった日。*月九尾様リク* ページ36

犬の名前はルルで、女の子です。文豪とは夫婦です。犬は夢主も文豪も好きです。



中島敦
「ルルばかり構いすぎですよ！ぼ、僕だって、貴女と一緒に居たいんです！」
貴女が可愛い嫉妬をしてくれる君が好きだ！と後ろから抱きつくと、
彼は突然抱きしめられて動揺しています。ルルは二人に飛び付いています。



太宰治
「私より犬を大事にするのだね。…ふん。もういいもん。入水してやる！」
貴女が勝手にしてろ、包帯。と言って犬に抱きついていると、
彼は更に拗ねて貴女の周りをうろちょろしてきます。構うまできっとこんな感じですね。



江戸川乱歩
「…ねえ。僕の話聞いてる?ルルのこと君から奪うよ?いいの?もらうよ?」
貴女があぁ、ご免なさいいいいと言いながらルルを抱っこする彼に抱きつくと、
二人の犬なんだから二人で可愛がろうよ。と言われます。ルルになりたい…。←



芥川龍之介
「おい、僕との時間を疎かにしてまで犬を愛でるのか?…犬を切り裂くぞ。」
その前に龍君を私がすり潰す。と睨むと流石の彼もモヤモヤしています。
犬は犬で彼のことも普通に好いています。其れがまた厄介なのかも…。



中原中也
「なあ、ルルが可愛いのは俺も同じだけど、俺のことも…構えよな。」
犬が彼に抱きつくと、彼は嬉しそうにしています。貴女も抱きつくと彼は
更にニコニコしています。犬も夫婦も幸せそうで何より。



ドストエフスキー
「…ルル。餌をあげますよ。おいで。……貴女がぼくを構わないので意地悪しました。」
ルルは食欲に負けて、餌を頬張っています。貴女は犬が離れてムスッとしますが、
彼に後ろから包み込むように抱きしめられると、すぐに機嫌は直りました。



条野採菊
「ルルは私を好いていますね。…貴女にももっと私を愛してほしいものですが。」
目が見えなくても細かいことまで分かってしまう彼。貴女が犬に夢中なのもお見通し。
貴女が採菊も大好き。愛してるよ?と言って抱きつくと、頭を撫でられます。

文豪と口喧嘩した夢主が文豪に嫌いだと言った日。→←妊娠している夢主が仕事中に過労で倒れた日。

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