文豪たちの観察日記 十冊目【文スト】

夢主を救う為に敵組織の力を借りた日。*まめ様リク* ページ20

見知らぬ組織に拐われました。夢主は敵に洗脳されています。
()は文豪と救出しに行った文豪で、文豪と夢主は恋人です。『』は()の台詞です。



中島敦(芥川龍之介)
『僕はあくまで首領の命令で動いている。小娘の安全など知らぬ。』
「社長の命令は絶対だ。…僕一人でも、栞さんは助ける…！」
そこに突然の奇襲。洗脳された貴女が後ろから芥川さんを思いきり殴ります。
貴女の目が普段の桃色と違い青色になっているのが洗脳された証拠です。



太宰治(中原中也)
『手前の恋人は美女だから良いとして、何で手前とコンビなんて…！』
「全くだよ。中也。…其れにどうやら私達の相手はその美女らしい。」
貴女が彼を得意の体術で蹴り飛ばし、彼らが攻撃出来ないのを良いことに
更に攻撃すると、流石の双黒も冷や汗。相手が貴女ですからね。



江戸川乱歩(ドストエフスキー)
『頭脳派同士、なるべく穏便に終わらせたいのですが…。』
「嗚呼、どうやら僕の愛し彼女は洗脳されたらしい。此れは困った。」
貴女が彼らに手刀をくらわせようとすると二人とも同時に避けます。
ところが二人も迂闊に手が出せません。貴女が可哀想なので。



芥川龍之介(中島敦)
『そんなに焦るなよ！自分の恋人が心配なのは分かるけど…！』
「貴様の手など本来借りずとも良い！あの人を早く助けねば…！」
ところが待っていたのは虚ろな目で二人を追い詰める貴女。新双黒顔負けの強さです。
彼は貴女に必死に語りかけますが、貴女に攻撃されるだけ。…辛い…。



中原中也(太宰治)
『中也の可愛いお姫様に会えたは良いが、洗脳済みとはね。…如何する?』
「如何もこうも助けるに決まってんだろ！…おい、目ぇ覚ませ！」
貴女が触るな！と言い彼の手をはね除けて機関銃を乱射すると、彼は危機一髪で避けます。
素早く馴れた手つきで新しい弾丸を入れ乱射する貴女には苦戦しています。



ドストエフスキー(太宰治)
『鼠の頭目がまさか探偵社を頼るなんて。…君の所のお嬢様は相当魅力的なのだね。』
「勿論です。彼女を救うためなら下らないプライドなんて何時だって捨てますよ。」
元より戦闘タイプでは無かった貴女ですが、其れでも攻撃してくる事に変わりありません。
貴女に攻撃できない彼はどうするべきか思案しています。



条野採菊(江戸川乱歩)
『僕、彼女の居場所は分かるけど、戦闘は無理だからね?君に任せるよ。』
「言われずとも自分で救いますよ。彼女は私の全てですから。」
貴女が彼を無機質な目をしながら攻撃してくるのを見て、
流石の彼もどうすればいいのか分からず困惑。…困りましたね。

政略結婚した敵組織の夢主が仕事で夜遅く帰った文豪を寝ずに待っていた日。→←敵組織の夢主との任務で手違いからホテルの同じ部屋で泊まった日。

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