実はこの人........(2) (ページ5)

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JK side

僕は今、ジミニヒョンとテヒョニヒョン主催“Aヌナ親睦会”という名のおでかけに行くため、朝早くに連れ出された。

それなのになぜ、

「テヒョンくーん！ジミンくーん！」

主催者が迷子になるんだ.....

JK「Aさん、一緒に歩きながら探しましょう。名前を呼ぶと人にバレてしまうかもしれないので。」

「そっか。そうだよね。みんな有名人だもんね。じゃあ私まだよくここらへんの道わからないから教えてくれる？」

JK「もちろんです。」

変装してるから大丈夫だと思うけど万が一のことがあったら大変だし。

きっとバレて1番被害に遭うのはAさんだ。

無言で歩くのも気まずいし、僕は頭をフル回転させて話の話題を考えた。

JK「そういえばAさんって兄弟とか居るんですか？」

「えっ！？うーんいるよ。実は最近親が再婚して弟ができたんだ。すごくカッコよくて可愛いんだよ！」

弟さんのことを話すAさんは女神のように綺麗だった。

女神に会ったことないけど。

JK「Aさんにそんなこと言ってもらえる弟さんは幸せ者ですね。会ってみたいです。」

「あー、うーん、話していいのかな？実はね、」

『Aヌナ！』

突然後ろからAさんを呼ぶ声がした。

僕が振り返るように、Aさんも驚いた表情をしながら振り返った。

JK「ウッ...」

そして相手が誰なのかもわからずに、僕は何故かその人に胸ぐらを掴まれた。

「や、やめなさい！」

胸ぐらを掴まれた拍子に、変装用に被っていた帽子がずれ、相手の顔はわからないままだったため、Aさんの止める声しか聞こえなかった。

「ジョングクくんをはなしなさい！ジェヒョン！」

JK「ヘ？」
JH「ヘ？」

　

　