出会い2 ページ2
涼太「あぁバックステージの子達、さっき終わって解散したはずだけど?」
「え?そうなんですか?!」
涼太「迷子? ふふ」
なんてステキな笑顔…
思わず見惚れてしまう。
涼太「おーい、大丈夫か?」
「あっ、すみません…私も出ないとですね...」
私は出口を探してキョロキョロ辺りを見回す。
涼太「まだメンバーに会ってないじゃん。おいでよ。」
「えっ!?」
私の腕を掴むと部屋の中へ引き込まれる。
涼太「みんなー、ファンの子だよー」
「えっと…今日はおつかれ様でしたっ!」
緊張して声が震える。
亜嵐「あれ?さっき終わったんじゃなかったの?」
龍友「まだ終わってなかったんだねー」
隼「わー可愛いー」
メンバーがぞろぞろと集まってくる。
玲於「…………なんで1人?」
涼太「あー、なんか逸れちゃったんだって」
主「あ…あの、私そろそろ戻りますね!今日はすごく感動しました。ありがとうございまさた!」
メン「はやいなぁ 」
裕太「まさたって 、、くくく」
亜嵐「あ、来てくれてありがとうね!」
盛大に噛んで恥ずかしい。
早くここから出たい。
ガチャ。
ドアノブに手を伸ばし急いで部屋から出る。
「ふぅー緊張したーーー」
ふと声が漏れる。
涼太「顔真っ赤だもんね、ふふ」
「か、片寄さん!!」
いつの間に、隣には素敵な笑顔でこちらを見る涼太くん。緊張でまた声が詰まる。
涼太「迷子さんがちゃんと帰れる様にに案内しようと思って」
「ありがとうございます…助かります。」
本当に王子様だ。
涼太「こっち! きて。」
「...はいっ」
涼太くんの少し後ろを歩く。
涼太「そういえば… 名前聞いてなかったよね」
「Aですっ」
涼太「Aちゃんね、可愛い名前だ」
「あ、ありがとうございます。」
涼太「Aちゃんは、誰のファンなの?」
そういう彼は立ち止まり
真っ直ぐ私を見ている。
「あの、すみません友達の付き添いで来たので…誰が一番好きとかはなくて…」
涼太「ふーーん、そうなんだ!じゃあ今日のライブで誰がかっこよかった?」
「えっと…」
涼太「うん、誰?」
「片寄さん…です。」
涼太「ふふ。気を使ってるでしょ。ありがと」
ポンポン。
涼太くんは優しく頭を撫でるとまた歩き出す。
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美紀 - この小説最高です完結おめでと (2018年1月18日 16時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
☆Yuki★ - 3人のパターンは、初めてです!!とても面白かったです。 (2018年1月8日 15時) (レス) id: 4d7798c568 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます!まだまだ慣れていませんが…なるべくたくさん更新できるように頑張ります! (2017年12月31日 10時) (レス) id: 0190272664 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - LDHグループ大好きですこの小説最高です更新大変だと思いますが頑張ってください応援してます (2017年12月31日 8時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さや | 作成日時:2017年12月31日 1時