お洒落な客人 ページ22
「アーヤはかき氷の味、何にする？」
私に話しかけているのは、小塚君。
私に話しかけているって言っても、目はかき氷の方を向いていて、キラキラさせている。
・・・やっぱり、小塚君は変わらないなぁ。
けど、思わず目をキラキラさせてしまうほど、ここのかき氷は美味しそうだった。
ただ、シロップをかける感じじゃなくて、ちゃんと果肉とかが入っているやつ。
だから、選ぶのに迷っちゃうんだ。
因みに、他の皆はもう決まっていて、
「よし、俺はグレープにするぞ！」
「あ、じゃあ俺もそれにする」
って言って、若武と忍はグレープ。
グレープはいくつか実が乗っていて、さらにその上に丸いアイスが乗っている。
「俺らは、フルーツドリンクでいいよ」
そう言ったのは黒木君で、俺らっていうのは上杉君と翼のこと。
フルーツドリンクは、透明なソーダの中にレモンとか苺が入っていて、上のストローに傘がついているもの。
海とかでよく見かけるよね。
って事で、決まってないのは私と小塚君だけ。
「おい、早くしろよ」
って若武に急かされているけど、どれも美味しそうで目移りしちゃうんだ。
「よし、僕決めた」
え、嘘！
私、まだ決まってない・・・
「僕、オレンジにするよ」
小塚君が選んだオレンジは、細長いワイングラス見たいな入れ物に入っていて、缶詰のみかんとミントが入っている。
実は私もそれで悩んでたんだけどね・・・
けど小塚君がそれにするなら・・・
「私は、苺かな」
「よし、全員決まったな！注文行くぞ！」
私が選んだ苺は、少し低めのお椀に、シロップ漬けにされた真っ赤な苺が入っていて、さらに生クリームが入っているんだ。
多分、甘くて美味しいと思う
まあ、不味い訳はないよね
それで、注文をしていく皆を一歩離れた所で見ていたんだけれど、ふと思ったんだ
皆、レベルが高いなぁ・・・
やっぱりスタイルも良いし、何より凄く整った顔をしている
それに比べて私は・・・可愛くないしなぁ
その時、また視線を感じたんだ
慌てて振り向くと、今度はちゃんと人がいて、2人組の男の人がだらしない顔つきで私を見ていた
距離はそんなに遠くないけど、近くもない感じ
だから、視線の先が私だってわかる
なんなんだろう
やっぱりみんなと釣り合ってないのかな・・・
するとその人達がこちらに歩いてきたんだ
しかも狂喜的な笑みを浮かべて
何、この人達・・・
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彩快(プロフ) - 続編出しました！ ぜひ見てください！ (2020年2月25日 21時) (
レス) id: 05e0908cfe (このIDを非表示/違反報告)
彩快(プロフ) - 桃菜さん» ありがとうございます！ 紺青の拳とか書けるか不安でしかないけど・・・ 少しでも面白いと思っていただけたら嬉しいです！ (2020年2月5日 17時) (レス) id: 2b3d14f3b4 (このIDを非表示/違反報告)
桃菜 - 続編マジですか？楽しみすぎますッ！！ (2020年2月3日 19時) (レス) id: 1a2242fc2c (このIDを非表示/違反報告)
彩快(プロフ) - 瀬天心葉さん» ありがと！ がんばるー！ (2020年2月2日 17時) (レス) id: 2b3d14f3b4 (このIDを非表示/違反報告)
瀬天心葉(プロフ) - 彩快さん» おお！覚えててくれた(・・;)月とか星とかいいよね♪まじで楽しみにしてる！！(=ﾟωﾟ=)がんばれー！！ (2020年2月2日 17時) (レス) id: 7f9bbdec25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩快 | 作成日時：2019年10月9日 7時
