ars 風邪系小説短編集４ (ページ42)

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にのあい　高熱　ページ42

ニノｓｉｄｅ

今日は、というか昨日からなんだけど、

体調がすぐれない。

今朝にはましになっていると思っていたのに、

悪化。

熱まで出てしまった。

しかも３８度超えてる。

それに相葉さんも。

同じタイミングで体調崩しちゃって。

嵐の中で二人ダウン中。というわけですね。

だけど、仕事は簡単には休めなくて。

今日は俺の番組に相葉さんがゲストとして来てくれることになっている。

雅紀「にのちゃん、絶対無理しないでよ」

家から持ってきたブランケットにくるまりながら

相葉さんがそう言う。

あなたもよ、

「相葉さんこそ、絶対無理しないでよ。なんかあったら頼ってよね」

俺がこんなこと言っていいのかはちょっとわかないけど

とりあえずそういった。

それにしても寒いな

「相葉さん、寒くない？」

雅紀「ちょっと暖房あげよっか。」

相葉さんがやってくれたんだけど。

相葉さんも病人だからそんなことさせちゃダメだったな。

でも楽屋には二人だけ。

じゃあ俺の方が熱低いし

俺がしないと。

相葉さんにつらいな思いさせたくないしね、