大好きだよジョングク (ページ5)

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アメリカページ5

お腹いっぱいになった様子を見て、私は空になった容器やお皿を片付け洗い物もした。
その間に彼はコーヒーを入れてくれる。

犬達ものんびりとくっついて寝ている。

ソファに座り話をしていると

「来週からアメリカに行くんだ。コンサートをロスでやるの。」

まゆ「すごい！アメリカでもコンサートをするんだね。
だけど、その間はバムちゃんはどうするの？」

「その時はヒョンの家でお留守番をしてもらうつもり。」

まゆ「そうなんだね。どの位の期間行ってるの？」

「1ヶ月は行ってると思う」

そう言われ、寂しく悲しくなってきた。

まゆ「そっか、またしばらくはバムちゃんにもジョングクにも会えないね。気をつけて行ってきてね。
あっ、もう遅いからそろそろ帰るね。ありがとう。ご馳走様でした。」

「ヌナ？どうしたの？急に？」

まゆ「な、なんでもない。ほら遅いから迷惑だろうしもう帰るよ」

「別に迷惑でもないのに。帰るなら送るから待ってて。」

まゆ「大丈夫、まだ大丈夫だから。」

私は挨拶もそこそこに愛犬を抱きかかえ、慌てて玄関を飛び出した。

あんな帰り方でジョングクは不思議に思ってるだろう。

でも私は自分の気持ちに気が付いてしまった。
ジョングクが好き。
そんなの許されるハズがないし、受け入れて貰えないと思うと悲しくて仕方がない。
走りながら涙が出てくる。

自宅の玄関に入ると、抑えきれずに声を上げて泣いた。
泣いても解決しないけど、泣くしか今は出来なかった。