大好きだよジョングク (ページ32)

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入浴ページ32

翌朝も2匹を連れて散歩へ行く。

帰りに花を買って帰る。
ダイニングテーブルにペットボトルを切り花瓶替わりにして飾った。

今まで手料理は作らなかった。
付き合っていない人のキッチンで1人で調理するのは躊躇ったからだ。

でも今日はお昼を食べた後にスーパーへ向かう。
メニューはタッカンマリにした。
鶏を丸ごと煮込むから、今から作ればちょうど帰ってくる頃に食べれるだろう。

買い物を済ませ、下準備をして、2匹を夕方の散歩へ連れていき、本格的に調理に取り掛かる。

嬉しかった。この広いキッチンで皿洗いは何度もしてるけど、ジョングクの為に腕をふるい帰りを待てる事が。

あとはジョングクが帰ってくるのを待つだけになり、お風呂を沸かして先に入浴していた。

玄関のロック解除の音がして帰ってきた気配がした。

耳を済ませていると、バスルームのドアが開き、ジョングクが顔を覗かせる。

「ヌナ、ただいま」

まゆ「お、おかえりなさい。ごめんね、すぐにあがるから、少し待ってて。」

身体が見えない様に浴槽に張り付いて答える。

1度ドアが閉まり脱衣場で気配がするけどなんだろう？と思っていると、裸のジョングクが入ってきた。

まゆ「えー、なんで？私が入ってるよ？待っててよ。」

びっくりしてそう抗議すると

「大丈夫。2人で入ればいいでしょ？」

と湯船に入り、私を後ろから抱きしめる。

正直、恥ずかしい。付き合ったばかりだし、身体の関係も昨日が初めてだったから。

こんな明るい場所で見られるのは抵抗があり、できる限り小さくなり3角座りをした。

ジョングクは気にせず鼻歌を歌いながら、私の背中を人差し指でなぞってくる。

くすぐったくて思わずびくりと反応してしまい必死で堪えた。

「くすぐったい？じゃあ、これは？」

と今度は後ろから首筋に舌を這わせる。

びくりとする私をみてクスッと笑った。

恥ずかしいとか忘れガバッと浴槽から出て、シャワーを浴びて脱衣所に飛び出した。

心臓がバクバクしてる。明るい場所も身体が反応しちゃうのも凄く恥ずかしい。

バスルームからはごきげんな歌声が聞こえてくる。