4タイプ(過去の夢主君side) ページ35
明日は待ちに待った王子の誕生日パーティーだ。
王子のパーティーは別に楽しみではないけど、神父様から頂いたスーツと革靴を履くことが出来るんだ。
嗚呼、楽しみだなぁ。
この素晴らしいスーツと靴を履いて、素晴らしい演奏が出来ますように。
おや、もうこんな時間か。明日は早い。
もう寝るとしよう。
すると、ドンドンドンと家の扉が叩かれた。
『はい？』
扉を叩いていたのは見知った兵士さんだった。
何だか辛そうな顔をしていた。
mb「貴様には令状が出ている。罪は反逆・革命罪。音楽を武器に我々α国に逆らう者として逮捕する。」
『なっ！？そんな事はしていません。何かの間違いです！』
mb「密告があった。これは真実だ。」
『僕はまだ認めていません。なのに、何が真実ですか！』
mb「無駄口を叩くな。おい、連れていけ。」
mb「はっ！」
『僕はそんなことしていません！信じてください！』
兵士は僕を拘束して、僕は牢屋に入れられた。
何だか子供の時に戻ったようで、懐かしかった。
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現在の夢主君side
mb「おい、時間だ。」
そう言われて僕は頭をわし掴みされて取調室へ連れていかれました。
mb「さあ、吐くんだ。何を計画している？革命軍を作ったと聞いたぞ。音楽をそんなものに使おうとはな。」
『先程も言ったでしょう。僕はそんなことやっていませんし、計画だってしていません。何かの間違いです。』
その取り調べは3日続きました。
トイレに行くのは許可を貰えましたが、一切食事は出ませんでした。
でも、余り辛くはなかった。子供の時の生活が幸をなして、影響は出なかった。
すると4日目、兵士は言いました。
mb「いつまでも吐かないのか...それならば此方も強行手段に出るしかない。すまない。」
顔見知りの兵士だったから謝ってくれた。
でも謝るくらいならこんなことしないで欲しかった。
謝るくらいなら、知らないフリをして欲しかった。
僕の事なんか忘れて欲しかった。
僕はα国の拷問室へと連れていかれました。
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Nanaki(プロフ) - ノエルさん» 完結させて頂いた！！コメントありがとうございます！ノエルさんのその一言が次の作品を書く意欲につながります！ (2019年11月17日 23時) (
レス) id: 98fbb2e461 (このIDを非表示/違反報告)
Nanaki(プロフ) - なみだめさん» おめでとうコメントをありがとう！なみだめさんを楽しませることができて嬉しい！！ (2019年11月17日 23時) (レス) id: 98fbb2e461 (このIDを非表示/違反報告)
Nanaki(プロフ) - mo4さん» mo4さんのコメントで更新頑張れました！読んで頂けたうえに面白いと言っていただけて幸せです。ありがとうございます！！ (2019年11月17日 23時) (レス) id: 98fbb2e461 (このIDを非表示/違反報告)
Nanaki(プロフ) - あめさんさん» しっかり読んでくれてありがとうございます！命令系敬語がすき...同士ですね！？いやこれ同士だわ。(確信)次の作品ももし良ければ読みやがれ下さい！ (2019年11月17日 23時) (レス) id: 98fbb2e461 (このIDを非表示/違反報告)
Nanaki(プロフ) - yukinaさん» ありがっと！次の作品もよろしくです！ (2019年11月17日 23時) (レス) id: 98fbb2e461 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nanaki | 作成日時：2019年11月2日 2時
