家政婦のWESTは突然に〔虹〕

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でもさ、よく見たらこれって.......








「なんか、お子様ランチみたい。笑」








お皿の上に、ハンバーグと唐揚げとエビフライ乗ってて、横のご飯には旗刺さっててさ？笑




いや、確かに作るの好きって言ってたけども！








中「Aちゃん。神ちゃんの腕、甘く見たらあかんで？唐揚げ、ほんまに旨いから！」

神「ちょーやめてよ、ハードル上がるやん。笑」

「楽しみ！てかお腹空いた！食べましょっ！」

中「おっけおっけ、神ちゃんありがとうね！運ぶわ！」








本当に美味しそうで、ワクワクしながらテーブルに運んで、私も淳太さんも食べる準備万端！




なのに、神山さん全然来ないの。








「神山さん？何してるんですか？」

神「ああ、ちょっとこれ片付けたら行くから」








薄々思ってたけど、神山さんってめちゃくちゃ綺麗好きだよね？




今日来た時も、めちゃくちゃ丁寧に荷物置いてたし。








中「よしっ！ほんなら食べよか！」

「いただきまーすっ！」

神「どうぞ〜！」








なんかね、もう感動しちゃった。笑




見た目ヤバそうって思ったの、初見。だって、緑の髪に緑のツナギだよ？緑星人だったんだよ？




何このご飯、おいしすぎない？うちの母親よりも上手いよ絶対。








神「そんなん言うたらお母さん泣いちゃうで？頑張って作ってくれてるんやから感謝せな」








しかもめちゃくちゃいい事言うの。もう、すごい、神山さん。絶対子育て経験あるわ。








中「じゃあ、お腹も満たされたし！ちょっと休憩したら英語やろか？」

神「え、淳太教えるん？」

中「うん、英語は任せて」








なんか今日の2人はすっごい落ち着いてるけど、本当にお兄ちゃんみたいで嬉しい。




こういうお兄ちゃん、憧れてたんだよね〜。








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