2ー59 ページ41
次の試合は、白鳥沢と。
いくら音駒がウチより強いからといって、宮城の絶対王者である白鳥沢には、そう簡単には勝てないだろう。
何でも、全国大会では毎回ベスト8入りしてるらしいし。
それに、徹先輩と岩ちゃん先輩が目の敵にしている向こうのエース、牛島先輩は、全国でも3本の指に入る大エース。
光太郎先輩よりも凄いとか、正直もうバケモノとしか思えない。
賢二郎は、牛島先輩に憧れて白鳥沢に入ったとか。
良かったね、憧れの人にトスを上げられて。
牛島先輩のスパイクは、音駒でも上げられないほど強烈だった。
まあ、左利きというのもあるんだろうけど。
一方、音駒のスパイクは、決まってるっちゃ決まっている。
流石研磨、向こうのブロックの要である覚先輩に、一切読ませないトスだ。
かといって、全て決まられるワケではない。
ゲスブロックの覚先輩だから、ホントに直感で止めてくる事もしばしば。
結果は、25ー22で白鳥沢の勝ち。
流石、全国を戦う絶対王者。
・・・これ口に出したら、徹先輩にガチギレされそう。
「おい、A」
賢二郎に話しかけられた。
「何?」
「お前がウチ来るのって、いつ?」
何かと思ったら、そんな事か。
「ん〜、まだ分かんない。夜話し合って、次の日の事決める感じだから」
「あ、そう。じゃ、明日ウチ来て」
「良いけど・・・何で?」
すると、何故か顔をしかめる。
「天童さんが、早くAにマネージャーやって貰いたいってうるs・・・ゴホン、何回も言ってるんだよ」
うるさいって言いかけたぞ、コイツ。
先輩に向かって。
「分かった。一応言ってみるね、無理だったらゴメン」
「ありがと」
賢二郎、笑ってたらイケメンなのにな〜。
無表情が多いなんて、勿体ない。
556人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆず(プロフ) - サブリナさん» おお、私も関東です!だから、東北弁とか関西弁とかイマイチよく分かりません。 (2018年5月4日 17時) (レス) id: e1a0e02e53 (このIDを非表示/違反報告)
サブリナ(プロフ) - わかります。私は関東なので見つけるとめっちゃ嬉しくなります。 (2018年5月4日 14時) (レス) id: 5759db4512 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - サブリナさん» ですよね!ああ、私も東北に住んでれば、ああいうのを日常的に見れるかもしれないのに・・・。 (2018年5月3日 19時) (レス) id: e1a0e02e53 (このIDを非表示/違反報告)
サブリナ(プロフ) - 私も今日矢巾のSAを見ました。なぜか感動 (2018年5月3日 11時) (レス) id: 5759db4512 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - chitoさん» ありがとうございます!頑張ります。 (2018年4月20日 9時) (レス) id: e1a0e02e53 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆず | 作成日時:2018年3月18日 21時