すとぷり 6人の幼馴染み

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そして、いよいよ体育祭が始まった。



と、いっても最初は入場行進、その後が先生達の話



1人くらいは思ってるはず、開会式から競技まで長い



だから心を無にして私は話を聞いている



「これで開会式を終わります。次のプログラムに移動して下さい」



30分位でやっと終わった



小、中と比べると短くなった方だと思う



でも正直疲れた



眠気覚ましにパンパンと自分の両頬を軽く叩く。



最初の競技は借り物競争で、確か最初は莉犬くんが出るんだよね



「莉犬くん頑張ってね、応援してるよ！」



「うん！俺、全力で頑張るね！」



莉犬くんにエールを送ったのは良かったものの、自分かスタートを言う係なのを忘れていた



危ない...今思い出して良かった



「莉犬くん待って、途中まで一緒に行こう」



先生からスターターピストルを貰い、途中まで歩く。



この辺りかな？



莉犬くんより少し前に立って準備をする



莉犬くんと目が合って微笑むと彼も微笑み返してくれた



「そろそろ始めるので選手の人は集まって下さい〜」



皆に聞こえる様に大きな声で呼び掛ける



すぐに皆が集まりアナウンスが入った



う〜、何だか緊張してきた！



アナウンスの合図でスターターピストルを上にあげる



「位置について、よーい...」

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