すとぷり 6人の幼馴染み

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あっという間に時は過ぎ、1ヶ月後の体育祭当日



「行ってきまーす」



相変わらずの挨拶で家を出る。



玄関先には6人が待っていた



「遅れてごめんね、待たせちゃった？」



「全然待ってへんよ！」



「ほら、早く行こうぜ」



「折角、早起きしたんですから行きましょう」



「うん！」



学校に向かって足を進める



「ねぇ、A」



「ん？どうしたの、ころちゃん」



珍しくころちゃんが私の名前を呼んで隣に来た



体育祭の練習が始まってから急に授業中とか寝ずに真面目に取り組み始めけどそんなに好きだったっけ？



「今日さ、僕頑張るから終わったらご褒美ちょうだい」



突然の言葉に一瞬一時停止



え、ご褒美？ご褒美って何をすれば良いの？いつもやってるギューで良いのかな？



「うん、いいよ」



「...ほんとに？」



「ほんとだよ、私が嘘付いた事ある？」



「...無い」



でも念の為ね、と小指を出すところちゃんが小指を絡める



「あ！2人だけで内緒の話しとる！」



その様子を見てたジェルくんが間に入ってきて大声を出す



「してないから！」



小指を離して隠そうとするころちゃん



「A、ころんと何の話してたん？ん？」



「えっとね、ころちゃんが頑張ったらご褒美をあげるって話をしてたの」



さっき交わした話をジェルくんに話すところちゃんに、馬鹿！アホ！と言われた



え、私何か言っちゃいけない事言っちゃったかな...？

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