【番外編】土方さんお誕生日企画 2019ver. ページ20
番外編ばかりで申し訳ありません……
残念ながら、今回は沖田くんとの絡みはありません……本当にすみませんっ!
(気付いたら5月5日過ぎてたとか口が裂けても言えない……)
言い訳をさせていただきますと……
高校生って、忙しいですね(白目)
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今日は、5月5日……ではない。
残念ながら。
けれど今日、屯所では十にぃのお誕生日パーティーの準備が進んでいた。
本当は当日に祝いたかったのだけれど、十にぃとお兄ちゃんに登城の命が降ったから、お祝いが先延ばしになってしまった。
時刻は午後7時。
そろそろ十にぃが見廻りから帰って来る時間。
私たちは大広間でクラッカーを手に、佐々木さんが十にぃを連れて来るのを待っていた。
けれど、一人、可笑しい物を持っている人がいる。
それは言わずもがなそーくんで。
「……そーくん。それ、何?」
「何って……見りゃ分かんだろ。
バズーカでィ」
「……」
……折角のお祝いなのに、物騒だなぁ。
(でも、この方がいつもらしくていいかもしれない)
そーくんの言葉に絶句しながらもそーくんの言動に納得してしまっていると。
「あ、副長たち帰ってきました!」
という隊士の方の声が聞こえ、私たちは息を詰める。
しばらくすると、廊下から十にぃと佐々木さんの声が聞こえてきた。
そして。
「あぁ?だから何だってんだ……」
という声とともに障子が開き。
「「「副長お誕生日おめでとうございます!」」」
「トシ!おめでとう!」
「十にぃ、お誕生日おめでとう!」
という声とともに、大広間にクラッカーの音が鳴り響く。
しばらく呆然としていた十にぃに、そーくんが話しかける。
「おめでとうございやす土方さん」
そして。
「いい加減副長の座譲りやがれこのヤロー」
とバズーカを十にぃに向けて発射する。
「うおオオオオオォォォォォ!!!」
という叫び声をあげて、弾をモロに受けた十にぃは庭の方へ飛んでいった。
最初はこの光景に驚いていたけれど、そろそろ慣れてきた。
『そーくんは十にぃのことをよく思っていないかもしれないけれど、本気で命を奪おうと考えているわけでもなさそう』ということが分かったから慣れやすかったのかもしれない。
「テッメェ!いきなり何しやがる!!!」
「あれ?生きてたんですかィ。
……チッ」
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赤羽@美羽(プロフ) - あやさん» いつも読んでくださりありがとうございます!そういうことを言っていただけると、とても嬉しいです!創作意欲につながります!更新頑張ります! (2019年6月20日 7時) (レス) id: 8b3b438a89 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - お久しぶりです!更新ありがとうございます!いつも楽しく読ませていただいてます。土方さんと一緒にいる主人公ちゃんを見て怒る沖田さん。主人公ちゃんに優しい沖田さん好きなのでこれからも楽しみです! (2019年6月19日 19時) (レス) id: 98522d48ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:赤羽@美羽 | 作成日時:2019年3月28日 16時