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次に目を覚ましたのは昼過ぎだった。
なんだか両サイドに圧迫感を感じる。
「……何でこうなった。」
左側には蛍丸と五虎退。
右側には乱藤四郎と厚藤四郎がすやすやと寝ていた。
振り解こうにも振り解けないので目だけで周囲を見渡す。
何だか庭の方が騒がしい。
「あのー…蛍丸様、乱藤四郎様ー……？」
腕にくっついている2人を呼ぶと蛍丸がむにゃむにゃ言いながら目を覚ました。
蛍「どうしたの、主ー……。」
「いや、私は主ではありません。ただ仕事をしにここに来ただけですから。」
蛍「え？なってくれないの？俺、あんたなら信じても良いと思ってるんだけど。」
「えぇー……。」
私は君たちを信用してないとか言ったら泣いてしまうのだろうか。
いくら神で、何百歳だとしても子供にそんなことは言えない。
鶴丸「お、二度目の寝覚めか、主。」
「ですから主にはならないと
鶴丸「じゃあ名前で呼ぶか、A。」
「…それで構いません。」
蛍「それって審神者名？俺、あんたの本当の名前知りたいなぁ。」
蛍丸が腕に顔をすり寄せて甘えてくる。
「審神者名…？そんなものありませんよ、Aが私の名前です。」
鶴丸「…へぇ、やっぱり真名だったか。そういや、政府のやつが来てるぜ。門の所でウロウロしてる。」
「今行きます。」
蛍「俺も行く。あのね、俺たちで門作ったんだよ。偉い？」
「あら、作ってくださったんですか。ありがとうございます。」
蛍丸の言う通り、門は立派に出来上がっていた。
その少し先に日野が立っていた。
「お久しぶり、日野さん。」
日「お久しぶりです。…もう立て直せたんですか？」
「さぁ？少なくとも殺気を向けられることはなくなりましたね。」
蛍「ねぇA、こいつ誰。」
「この人は政府の人で…………なんですか日野さん人のことそんな目で見て。」
日野が目を見張ってわなわなと震えてAを見つめていた。
日「あ、あの………その、Aって……あの…あなたの名前でしたよね…………？」
「あなたまで名前のことを疑うなんて心外ですね。現世で調査してた対象の名前ぐらいフルネームで覚えるでしょう。」
日「…あなたから教えたんですか……？」
「はい、そうですよ。鶴丸国永様が知りたいとおっしゃったので。」
日野が頭を抱える。
日「なんてことしてんだあんたあああああああ！！！！！！！！！！」
その声はどこまでもこだましていた。
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真梨歌 - すみません、誤字報告？です！蛍丸の一人称が僕になっていました！蛍丸は"俺"なので訂正よろしくお願いします。とても面白いので、更新頑張ってください！ (2019年2月26日 20時) (
レス) id: 86c3faaeec (このIDを非表示/違反報告)
菜希@水松(プロフ) - オーキッドさん» よかったです!!! ありがとうございます!!! 勿論、作品名と作者名は載せます!!! (2015年12月23日 12時) (レス) id: 60c9464f5e (このIDを非表示/違反報告)
オーキッド(プロフ) - 菜希@水松さん» おお！！！いいんですか！よろしくお願いします！作品名と作者名掲載していただければ嬉しいです〜〜 (2015年12月23日 9時) (レス) id: ac6634c0b5 (このIDを非表示/違反報告)
菜希@水松(プロフ) - (続き)もし嫌なら、無理は言いません。 よかったら、検討してみてください。 是非、よろしくお願いします！ (2015年12月22日 22時) (レス) id: 60c9464f5e (このIDを非表示/違反報告)
菜希@水松(プロフ) - 初めてまして、菜希です。 凄く面白いです!!私は刀剣乱舞はあまり知らないのですが、分かりやすく、そして読みやすいです!! 今度、『おすすめしたい小説』というのを作りたいと思っています。 そこで、もし宜しければ、この作品を掲載しても宜しいでしょうか……？ (2015年12月22日 22時) (レス) id: 60c9464f5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：オーキッド
| 作成日時：2015年10月14日 16時
