元マフィアの柱さん。【文豪ストレイドッグス】【鬼滅の刃】

36話 【何故此処に】 ページ37

Aside





『わぁぁ...綺麗...』





此処が“蝶屋敷”...。




周りを見渡すと蝶がたくさん飛んでいる。


だから蝶屋敷っていうのかなぁ...。





蝶を見つめていると、後ろから声がした。






？｢どなたですか！｣




『！！』




急に聞こえた声に驚き、後ろを振り向く。




？｢...怪我人ですね。こちらへどうぞ｣





◇◇◇





その女の子は神崎アオイちゃんというらしい。



2つ結びで、青い蝶の髪飾りをつけている。





可愛い。←






...そういえば、隠さんに運んでもらっている時も、蝶の髪飾りをつけた女の子がいたな。



その子は、最終選別にいた静かな女の子だった。







こんな所で会えるなんて...運命？←






そんな呑気なことを考えていると、気づいたら目の前には綺麗な笑顔を浮かべた女の子が立っていた。








『ゎ...びっくりした...』




？→し｢あら、驚かせてしまってすみません。私は蟲柱の胡蝶しのぶです。怪我は大丈夫ですか？｣





またまた柱...！？





『あ、私は川端 Aです！ありがとうございます！怪我は大丈夫です！』




し｢そうですか、それはよかったです！Aさん、貴方に聞きたいことがあるのですが、よろしいでしょうか？｣





『...？あ、はい！なんでもどうぞ！』





し｢ではまずは...貴方は初任務で十二鬼月を倒しました。つまり貴方は柱となるのですが__｣






『あ、柱にはなりたくないです。やっていける気がしません...あ、話を遮ってしまい申し訳ありません！』






し｢大丈夫ですよ、分かりました。では...蜜璃さんから聞きましたが、貴方は“異能力”というものを使えるんですよね？｣





『あ、は、はい...』







し｢...Aさん。









“中原中也”さんを、ご存知ですか？｣








『...え！？』





私は大声をあげてしまった。




だって、中原さんを胡蝶さんが知ってる訳ないから。








『な...なんで知ってるんですか...？』







し｢...ご存知なんですね。半年ほど前に、此処に中原中也さんという男性が訪ねてきたのです。｣







『な、中原さんは今何処にいるんですか！？』







し｢...それは分かりません。彼はすぐに出ていってしまったので...｣







『そ、そうですか...じゃあ、如何して胡蝶さんは、私が中原さんの知り合いだと思ったんですか？』







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文字数制限です...キリが悪くてすみません！

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