元マフィアの柱さん。【文豪ストレイドッグス】【鬼滅の刃】

15話 【煩いタンポポ】 ページ15

中也side




勢いで出ていっちまったけど...



どこに行けばいいんだ？



この世界に家なんてねェよ...




クソ...出ていかなければよかった...




今日は野宿かもな...まぁとにかく歩くかァ。






.







.







.







？｢ちょっ...やめてください！！｣



？｢なんでよぉぉ〜〜！！結婚してよぉぉ〜！！｣




な ん だ こ れ ←




目の前には嫌がってる女に煩いタンポポ(？)がいる。




ちっ...ずっと叫ばれんのは嫌だし止めるかァ。






中｢おいタンポポ、こいつ嫌がってんだろ｣





？｢タンポポぉ！？てかこの子は嫌がってない！！俺と結婚するの〜！！｣





？→女｢い！や！で！す！あ、帽子の方、ありがとうございます！｣





中｢嫌がってんじゃねぇかよ...いや、大したことはしてねぇよ。早く帰れ帰れ｣





女｢ありがとうございました！それでは！｣





？｢ア"ー！！お前のせいであの子と結婚出来なかったじゃないかよぉぉ〜！ふざけるなよぉ！！｣





中｢俺がいなくても結婚はできなかっただろ...｣ (( 引





？｢その目やめろぉ！！俺は____？｢善逸！！｣じ、じいちゃん...！｣






タンポポが叫んでいると、遠くから鬼のような顔をした爺さんが走ってきた。



へぇ、あのタンポポは善逸っていうのか。






？｢また逃げ出したのか！善逸には才能があると言っているじゃろう！｣




？→善｢むむむむ無理だって！！俺には無理だよぉ！｣





...俺は空気か？←





？｢おぉ、お前さんが善逸を捕まえてくれたのか！感謝するぞ！｣




中｢いや、俺は捕まえてた訳じゃねーけど...｣




善｢...ていうか、帽子の人はどうしてここにいるの？この道はほとんど誰も使わないんだけど...｣




中｢俺は帽子の人じゃねぇ、中原中也だ。ここにいるのは____｣






◇◇◇





？→桑｢ほう...よく分からんが大変じゃったのう｣





爺さんは桑島慈悟郎というそうだ。

芥川くらい長ぇ名前だな...。





善｢家がないとか...じ、じゃあこれからどうするの！？｣






赤の他人に心配してくれるなんてな...意外と良い奴なんだな、此奴。





桑｢そうじゃな.....儂の家に住むのはどうじゃ！｣








...え！？







中｢い、いいんすか爺さん！？｣




桑｢いいんじゃいいんじゃ！困った時はお互い様じゃろう！ただ...｣



中｢ただ...？｣



桑｢お前さんも鬼殺隊になってもらうぞ！｣







...俺、鬼殺隊に愛されてんのかな？←

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