エビはもう居たようで【男主】《ツイステ》

7品目 ページ8

部屋に戻るとそこにはフロイドがいた。
どうしよう。

『っ…やぁ、フロイド…。』


フロ｢ねぇ、もう話しかけないでくれる？｣


『え』


フロ｢…ジェイド、あの時怪我したらしいの〜。
あんなのいつ、俺の大切なモノに傷つけられるか分からないじゃん。…本当は絞めたいけど、ジェイドがダメだっていうからさぁ〜。なんでなのかわかんないけど。｣



『…分かったよ。』



フロ｢話しかけんなっつってんでしょ。｣



『……』

その後、フロイドは寮服に着替え、部屋を出ていってしまった。

今更ながら理解させられる。
やはり、1人のままでいれば良かったんだ。
こんなとこ魔法のためとは言えども
来るんじゃなかった。

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フロイドside

はぁ〜、同じ海水も吸いたくない。

仲良くなれるなんて思った前の俺を絞めたいくらいには。


…歌声が聞こえた時、ジェイドは興味本位で行っちゃって、そんで、俺らもそのちょっと後くらいに行こうとしたんだけど、着いてみたら、エビちゃんがジェイドを切り裂いてんだもん。…許せないよね〜？

例えそれが、"正気"を失っててもさ。

あの後、ジェイドにこの話したらさぁ〜？

[…悪いのは僕の方です。彼の…触れてはいけないところに触れてしまった。それに、近づいたのはこちらの方なので僕に非があります。]

…だってさ。

なにそれ。そんなの100パーあいつが悪いじゃん。

ほんと、なんでジェイドはそんなこと言ったんだろぉ…

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