エビはもう居たようで【男主】《ツイステ》

20匹目 ページ26

ア｢…ここにサインをしてください。｣

『……はい。』

俺は大切なものを
失ってしまった…
クソッ！！…どうしてだよ…なぁ！？


『なんでそんな世の中のお母さんみたいなことするんだよ！！！！』

ア｢うるさいですね！！そもそもあなたが眠いのはイデアさんと毎晩朝までゲームをしているからでしょう？！ゲームさえなければここに来ることは無かったんですから…

1週間だけでしょう？それくらい我慢なさい。｣

『アズールママやだぁぁ！！！！(裏声)』



ア｢僕は赤ちゃんじゃありません！！！！(激昴)｣



『話聞いてた？？？？？？』


え？シリアス？？
んなのあるわけないじゃん？？


いやね？
対価として寮長にゲームを1週間取り上げられるだけだよ(震え声)


『あぁ…癒しの君(ロア ゲリール)！』



ア｢ルーク先輩みたいなことを言わないでください！！｣



｢え？なにこれ面白そ！やってみたぁい！！｣

｢おやおや、これは…！｣


『！！』


ア｢……ジェイド、フロイド｣


フロ｢ん？……あぁ、エビちゃんじゃん…なんでこんなとこにいる訳？｣


『…アズールと契約を結びに来ただけだ。』


フロ｢は？アズールこいつと契約結んだの？？？｣


ア｢えぇ、この方が僕のベットの上に居座っていたので、対価を貰っていました。｣


フロ｢…てことはこれエビちゃんのかよ…

……いらね。｣


『あっ、おいこら！！』

*〜●ヽ(･o･ヽ) ｷｬｯﾁ!!

『あっぶな…！』


ジェ｢フロイド、いくらこの方のでも、人の物なのですから、投げるのはよした方がいいと思いますよ。
それこそ、この方に借りを作ってしまいます。｣


フロ｢……はぁ"〜〜い｣


ア｢お話は以上です。


分かりましたらさっさと帰ってください。｣


『胸糞悪……わかりましたぁ寮長』

ア｢もう、あなたの寮長ではないのですから、アズールで結構です。｣



『ゆでダコママ』



ア｢ゆでダ…！……っあなたは本当に人を煽るのがお得意ですねっ！！｣


怒るのそこwww??

『wwwじゃあね〜』


ア｢話を聞きなさい！！！！｣


ーーーーーーーーーーーーーーーー
久しぶりの水のトンネルを潜りながら考える。



…俺があの時我慢してれば、
きっと今頃は違っただろうな…。

フロイドもアズールもジェイドもみんなと仲良くできて…





『…上手くいかねぇなぁ…』




ジェ｢なにかお困りで？｣

『？！！！』


『…ジェイド。』




ジェ｢…今日の放課後中庭でお待ちしています。｣

21匹目→←19匹目

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す