32話 ページ34
航路を逸れ、南西方角に進み始めた数分後
外に出て状況を確認したが、非常に良くない状況だった
空は黒い雲に包まれ、少し後ろの方では雷がなり始めていた
「キャプテン！サイクロンが！」
ロー「分かってる！ベポが進路をそれて抜けようとしている！」
外に出れば、数百メートル後ろで超大型サイクロンが海をまきあげているのが目に入った
ロー「…この航路はサイクロンが少ないの聞いたが」
「サイクロンが少ないということは、それだけエネルギーを溜め込みやすいということです。だから、こんな大型サイクロンが…」
ロー「ベポ！全速力だ！」
ベポ「やってますよ！」
今は距離があるものの、これ以上大きくなれば追いつかれる
ロー「…いざとなれば、俺の能力でやるしかないか」
シャチ「キャプテン！船を移動させるとなると、かなりの体力消耗しちゃいますよ！」
ロー「ここで死んだら意味ないだろう。全員、船の中に入れ！！」
トラファルガー･ローの声に全員が慌てて船の中に入る
私は最後、その場に残っていた
ロー「お前のおかげで全員まだ生きてる。ありがとうな」
トラファルガー･ローはそういうと、お前も中へ入れという
私は心配そうに彼に言葉をなげかける
「…ローさん。大丈夫なんですか？」
ロー「…お前が心配することじゃねぇよ。いけ」
私は彼の声に押され、中に入った
…失敗して海の藻屑なんてごめんだ
私は再び操縦室へ足を走らせる
直ぐにシロクマの元へいき、再び声をかける
「帆は閉まった。空気抵抗はこれ以上受けない。あとは魚雷を発射させて」
ベポ「魚雷を？！なんで？！」
「少しでも軽くする」
ベポ「でも軽いと流されるんじゃ…」
「軽くして速度をあげるの。この船のファンは優秀だから軽くすればかなり速度を上げられるはずよ。早く」
ベポ「りょ、了解！魚雷を発射させます！…ちなみに、発射先は？」
「…サイクロンにでもぶち込んどきなさい」
ベポ「いえっさー！サイクロンに向け、魚雷を発射させます！」
魚雷も普通の大砲に比べたら高価だけど、命には変えられない
魚雷の操縦がサイクロンにむけられる
ベポ「発射！」
魚雷は海の中を突き進み、サイクロンの中へ引き込まれていく
一つ一つ発射される度に船が軽くなり、スピードが上がっていく
「…いい感じじゃん」
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ToaRin.人形劇の人形師(プロフ) - †NANA†さん» 訂正ありがとうございます。後ほど修正させていただきます (2019年10月29日 22時) (
レス) id: ae3734b391 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - 「ルフィ」であって「ルフィー」ではありません。 (2019年10月29日 22時) (レス) id: 9d78a5537a (このIDを非表示/違反報告)
ToaRin.人形劇の人形師(プロフ) - ばりおさん» 応援のお言葉ありがとうございます！まだまだ続きますのでよろしくお願いします！すっごく嬉しいです。お付き合い願います！ (2019年9月14日 19時) (レス) id: ae3734b391 (このIDを非表示/違反報告)
ばりお - これからどうなるか気になります！更新頑張ってください(*´∀`)♪応援してます♪ (2019年9月14日 19時) (レス) id: 1a062a0ebf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ToaRin | 作成日時：2019年8月23日 20時
