Ep.24 ページ26
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死柄木「そうだ…！！」
死柄木「苗字だと呼びにくいし、
そう言ってゆっくりとAに近付く。
Aの足は自然に、死柄木が1歩足を進める度に、1歩後ろに下がる
だが、背後でカシャンとフェンスの音が聞こえた
もう逃げ場はない
死柄木がAを追い詰めるように両手デ逃げ道を塞いだ
死柄木「ねえ、呼んで…？」
A「な、にを…」
死柄木「決まってるだろ？…俺の名前。」
そう言って、またあの乾いた笑みを浮かべる
背中に冷や汗が伝う、逃げ出せもしないこの状況にAに抗う術がある訳もなく、口を開いた
A「…
消え入りそうな声で死柄木の名前を呼ぶが、死柄木には何の反応もない
だが、死柄木とAの距離は徐々に縮まっていく
フェンスを背中で押すが、逃げられない
爆豪の時とは全く違う心臓の鼓動が全身に伝わる
相手の呼吸がすぐそこで聞こえる距離まで来て、死柄木は止まった
死柄木「…そう、それだよ…」
怯えながらも、死柄木の顔を見ると、Aの背筋は凍りついた
目の前には満足気に笑う死柄木の顔、
先程の乾いた笑みよりも余程、Aを恐怖に突き落とした
それが狂気なのか、はたまた別の何かか、定かではないが
ある程度の距離が空き、本来なら走り出してすぐにでも逃げたいところ。
だか、Aの体はその空気に耐えきれず、足は震え、力も入らなくなっていた
ズリ、とフェンスを背に崩れ落ちるように座り込んだAを見て、死柄木はまるで花を愛でるように笑った
死柄木「…どうしたの？そんな、怯えて。」
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洸姫(プロフ) - まぐろさん» そう言っていただいてとてもうれしいです！続編も是非よろしくお願い致します＿|＼○＿ (2020年4月3日 21時) (
レス) id: b8ba091317 (このIDを非表示/違反報告)
まぐろ - この作品大大大大好きです！更新楽しみにしてます！ (2020年4月3日 19時) (レス) id: 5924415bb9 (このIDを非表示/違反報告)
洸姫(プロフ) - そらさん» 楽しんだ頂いて何よりです( ；_； ) ありがとうございます！ <(_ _)> (2020年3月25日 13時) (レス) id: b8ba091317 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - きゃぁー！！キュンキュンが止まりません！！これからも楽しみに待ってます！！ (2020年3月24日 2時) (レス) id: 225a49b51c (このIDを非表示/違反報告)
メンヘラ撃退者 - 爆豪の中の人不倫してんじゃんwww (2020年3月22日 18時) (レス) id: 2fea4d09cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：洸姫 | 作成日時：2020年3月11日 18時
