Ep.1 ページ3
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…＿＿＿＿＿＿
＿＿ピピピッ ピピッ ｶﾞﾁｬ
AM7:15
ベッドフレームの上に置かれたデジタル時計から、毎朝頭上で鳴り響く耳障りな音で平日の朝がはじまる。
のそり、と上半身を起こしポリポリと頭を掻いた
リビングからは朝食に出る味噌汁のいい香りが、ドアの隙間から入ってきていた
味噌汁の匂いがするということは、今日の朝食はパンではなくてご飯だろうかと、寝起きの頭で考えながら、Aは自分のパジャマのボタンに手をかけた＿＿＿＿
．
A「 いってきまーす！ 」
身支度が終わり、7:51に家を出る。
この朝のルーティンは、よくある恋愛漫画のヒロインのようには崩れない
春の風を感じながら、駅まで歩くこと5分＿＿
朝のラッシュで駅は人で混み合っているが、Aが乗る電車と同じ方向の電車は、先程発車したばかりで、いつもホームにあまり人はいない。
＿＿だけど＿＿＿＿＿＿
A( ．…あ、いる。)
そう思った視線の先には、5両目に並んでいる1人の青年。
隣町の名門高校＿＿雄英。
あの雄英の制服に身を包んで、いつも白いイヤホンを耳に付けている。
髪はツンツンして、目つきも悪くて、雰囲気までもが怖い
けど……
何故か、気になった。
高校を入学して約1ヶ月、毎日同じ時間の同じ電車、同じ車両に乗って、いつしか彼から目が離せないでいた。
それは、彼があの雄英の生徒だからなのか、怖くて意識しているだけなのか、ただの思い過ごしなのか…
……はたまた＿＿＿＿
A ( 、運命……とか。 )
なんて、A自身、少し恥ずかしく思った
偶然同じ電車に乗り合わせているだけで、目が合ったことも、話した事も、ましてや名前すら知らないのに
A( 図々しいというかなんというか… )
自分の楽観さは重々承知しているが、朝から “運命 ” なんてワードが頭をよぎる当たり、自分も女子なのだと自覚した。
そして、いつも通り、5両目の定位置へと足を進める
いつも耳に付けてるイヤホンで何を聴いているのか、飄々とした表情の彼を横目に、横の列に並んだ
。
✄- - - - - - ｷ ﾘ ﾄ ﾘ - - - - - ✄
ちなみに横の列っていうのは爆豪くんの真横です！
電車待ってる時って2列に並ぶと思うんですけど、それと同じ感じです！
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洸姫(プロフ) - まぐろさん» そう言っていただいてとてもうれしいです！続編も是非よろしくお願い致します＿|＼○＿ (2020年4月3日 21時) (
レス) id: b8ba091317 (このIDを非表示/違反報告)
まぐろ - この作品大大大大好きです！更新楽しみにしてます！ (2020年4月3日 19時) (レス) id: 5924415bb9 (このIDを非表示/違反報告)
洸姫(プロフ) - そらさん» 楽しんだ頂いて何よりです( ；_； ) ありがとうございます！ <(_ _)> (2020年3月25日 13時) (レス) id: b8ba091317 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - きゃぁー！！キュンキュンが止まりません！！これからも楽しみに待ってます！！ (2020年3月24日 2時) (レス) id: 225a49b51c (このIDを非表示/違反報告)
メンヘラ撃退者 - 爆豪の中の人不倫してんじゃんwww (2020年3月22日 18時) (レス) id: 2fea4d09cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：洸姫 | 作成日時：2020年3月11日 18時
