Ep.17 ページ19
．
冬美の言葉を思い出し、目の前の爆豪から目を離せなくなった
無言の続く空気に耐えられずAは口を開く
A「あの、爆豪く…むぐ」
爆豪「静かにしてろ」
口を開くと爆豪の手で、その口を塞がれる
それと同時にAの体は爆豪によって壁に追いやられた
爆豪のシャツが鼻先をかすめた
電車で嗅いだ匂いがまたAの体を動けなくさせる
A「んむっ、ふっ」
爆豪「黙ってろ。」
ぐっと押さえられて息も苦しくなり、訴えるように爆豪を見つめるが、その爆豪は先程まで居た勉強スペースを睨んでいた
つられるようにAも爆豪の視線を追う
緑谷「切島くん！上鳴くん！勉強するんじゃなかったの？」
上鳴「んなことやってらんねーよ！！
あの爆豪が女子といたんだぞ！？
見つけて吐かせるしかねえ！！」
飯田「雷くん！他人のプライベートを詮索するのは良くない！！勉強スペースに戻りたまえ！」
切島「けどよお、やっぱ爆豪が女子連れてると気になんだろ！！」
雷「だよな！！よし、手分けして探すぞ！！」
緑谷「絶対怒られると思うけど…」
．
爆豪「チッ、あいつら後でぶっ潰す」
切島たちの会話が聞こえ、爆豪が舌打ちをした。
爆豪は勉強スペースから視線を外し、Aに向けた
A「〜〜〜ッ、ふっ、」
強く抑えすぎたのか、Aの瞳には涙が溜まっていた
爆豪「！、わりぃ」
A「ｯﾊ…ハァ、ぁ、ｯﾊア」
潤んだ瞳、荒い呼吸、乱れた髪、赤く染った頬
爆豪は目の前のAを見て、思わず息を呑んだ
爆豪「〜〜〜ッ！」
爆豪(なんだ、これ…っ)
A「ごめっ、苦しくて…っ」
乱れた髪を整えるAに、爆豪は顔を背けた
いつもより一層激しく、早く動く心臓に戸惑いを隠せなかった
そんな爆豪にAは首を傾げていたが、爆豪はしばらくAと目線を合わせることが出来なかった
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洸姫(プロフ) - まぐろさん» そう言っていただいてとてもうれしいです！続編も是非よろしくお願い致します＿|＼○＿ (2020年4月3日 21時) (
レス) id: b8ba091317 (このIDを非表示/違反報告)
まぐろ - この作品大大大大好きです！更新楽しみにしてます！ (2020年4月3日 19時) (レス) id: 5924415bb9 (このIDを非表示/違反報告)
洸姫(プロフ) - そらさん» 楽しんだ頂いて何よりです( ；_； ) ありがとうございます！ <(_ _)> (2020年3月25日 13時) (レス) id: b8ba091317 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - きゃぁー！！キュンキュンが止まりません！！これからも楽しみに待ってます！！ (2020年3月24日 2時) (レス) id: 225a49b51c (このIDを非表示/違反報告)
メンヘラ撃退者 - 爆豪の中の人不倫してんじゃんwww (2020年3月22日 18時) (レス) id: 2fea4d09cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：洸姫 | 作成日時：2020年3月11日 18時
