か れ し さ ま。【鬼滅の刃】

▼ ページ35

彼女について聞いてみた。

六番目は時透無一郎くんです。
※格好いい無一郎くんはいません。
＊＊＊＊＊


「Aについて…？


なんでAについて教えなきゃいけないの？君に教えて何の意味があるの？意味やちゃんと納得できる理由が無いのなら話し掛けないでくれるかな。僕は今Aの写真の整理で忙しいの。見てわかるでしょ。頭ちゃんと使いなよ。

……まあでも、少し位なら教えてもいいかな。君を追い払ったせいでAが僕に失望して嫌われるのは嫌だからね。今回だけだよ。さあ早く中に入って。Aが帰って来ちゃうでしょ。


Aはね、とっても可愛い女の子だよ。僕たちが初めて会った時、僕冷たい態度とっちゃったんだけど、笑って「君に嫌われても、私が仲良くなりたいだけだから。だからね、冷たい態度でも反応してくれるなら構わないよ！」ってそう言ってくれたんだ。

確かその日からA観察日記を付け始めたんだっけ…？まあ、今はその日記も役にたってるから本当にその時の自分を褒め称えてあげたいよ。それでね、他の人とは違うAに興味を持ってからはめちゃくちゃ大変だった。

Aは可愛いから直ぐに他の奴らに狙われちゃうの。あの時は恋心とかそういうのが分かんなくてね。当時仲良くなった炭治郎に聞いて漸く自分の気持ちに気付けたの。意外と自分は間抜けだったって事。

え、僕の年齢？そんな事聞いてどうするの。20歳だよ。当時は確か14歳とかそこら辺の年だったなぁ。……文字数が足りない？何それどうにかできないの？まだ序盤なんだy…」



.
next>不死川実弥

▼→←▼

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す