51話※ネタバレ注意 ページ29
「ひ、っ！やめてくれ！！！」
『……さよなら』
「ぐあぁあぁぁぁあぁああぁあぁああぁあぁ！！！！！」
グシャリと音をたてて天人の頭が潰れる。ひゅっと刀についた血を払い鞘に納めて
私は飛行船の中へ入る。
…何度こんなことを繰り返せば良いのだろう
「この小さすぎる星は貴方一人で潰せてしまいましたか…流石ですね」
『そうね。皆弱かったもの』
………そう。私はあれから虚と一緒に宇宙を飛び回って星潰しをしている。
といっても本当は気絶させて死んでいるように見せてるだけ。
殺しているのはその星の糞みたいな主導者だ。
星一つ一つにそれぞれの幸せがある。それを壊すことなんて私にはできなかった。
「さてと。もうほとんど潰してしまったのでそろそろメインに行きましょうか」
『メイン？』
虚はええ。と言い笑った後
「私と貴方の故郷の星、地球です」
と言った。
地球を……！？！？でも、ついにこの時が来たか。
虚と出会って何ヵ月経っただろう。やっとこの時がきた。
虚は地球のアルタナで生き続けている。なら虚を地球で殺すのが一番良いだろう。
『楽しみ。早くいきたいです』
ニコリと笑って私は顔についた血を拭った。
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「……おいくそサド。この前虚と居たあの女の子はお前の知り合いアルか？」
神楽がそう聞くと沖田は顔を伏せて静かに
「……幼馴染だった。けど俺が置いて行っちまったせいで彼奴は…」
と言った。
「とても敵には見えなかったアル。あの子、私の事殺さなかったネ。
むしろ自分で自分の事を刀で刺してその血を私につけて私を助けようとしてくれたアル。」
それを聞くと沖田はビックリした顔をして神楽を見た。
「……あの子は、近藤Aはまだ生きてるアル。」
「あの子が何を考えているのかはわからないネ。
でも、前助けることが出来なかったんなら今度こそ助けてやれヨ。逃げてないで向き合えヨ。」
あの子は今苦しんでいるはずアル。と神楽は沖田の目をしっかり見て言った。
「…んなことテメェに言われなくてもわかってまさァ」
沖田は昔武州でAと撮った写真を隊服のポケットに入れた。
「絶対、助けてやらぁ」
カランコエの花の花言葉
「貴方を守る」
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赤珠（仮） - らーめんさん» だよねー（白目） (2019年3月30日 16時) (
レス) id: bf995e4343 (このIDを非表示/違反報告)
らーめん(プロフ) - 赤珠（仮）さん» 多分その頃には終わってますね...笑 (2019年3月29日 17時) (レス) id: 228e3e71f2 (このIDを非表示/違反報告)
赤珠（仮） - らーめんさん» おーまいがー……うーん…え、ええと、さらば追い付いたら戻って読むね←いつになるんだよおい (2019年3月29日 14時) (レス) id: bf995e4343 (このIDを非表示/違反報告)
らーめん(プロフ) - 赤珠（仮）さん» でもこっからほとんどネタバレ注意になりますね← (2019年3月29日 14時) (レス) id: 228e3e71f2 (このIDを非表示/違反報告)
らーめん(プロフ) - 赤珠（仮）さん» 一応分かるようにしましたけど...うーん笑って感じですかね (2019年3月29日 14時) (レス) id: 228e3e71f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らーめん | 作成日時：2019年2月28日 17時
