月見草。２ (ページ15)

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MooN４１ページ15

潤｢A｣

｢え！？あ、はい！｣

いきなり名前呼ばれて、思いっきり変な返事をした私。

潤｢帰る？｣

｢帰ります！｣

即答した私に呑気に笑ってる潤くんと、まだ何にも解決してないんですけど！？バリの表情をしてる4人。

潤｢じゃー近くまで送ってく。｣

雅紀｢どぅえー！？松潤話は！？｣

和｢いやー逃げましたな｣

翔｢え、いやその前に取材は！？｣

潤｢はいはいすぐ戻る。｣

はいって扉を開けて楽屋を出て。

｢ほんっとに大丈夫？｣

潤｢大丈夫大丈夫｣

取材あるからそこまでになっちゃうけど大丈夫？って言われて。

なんだい結局私の心配をしてくれてるのか

さっきまで心配ばっかしてたけどもう心ポカポカ。

結局ギリギリまで送ってくれて。

｢ありがとね。お仕事も。あと…嵐さん、よろしくお願いします？｣

潤くんに任せた方がいいと思った。

芸能界のこと、詳しく分からないし。

潤｢うん。こちらこそ。監督も助かったって。Aに頼んで良かった｣

ニコッて笑ってその言葉は反則だよ…

好きな人に頑張りを認めてもらえるってこんなにも嬉しいことだったんだね。

みんなには、なぁんとなく言っとく。ってちょっと心配なこと言ってたけど、潤くんが言うならいっか！

そう思ってる潤くんに甘々な私。

バイバイってした潤くんの背中を見て

こんな幸せな日々が続けばいいのに

そう思った。

それにしても……せっかく嵐さんガン見出来るチャンスだったのに、潤くんばっか見てたなぁ

俺も嵐ね？なんてまたツッコまれる姿を思い出して自然と笑みがこぼれた。