甘栗とアナ ページ10
・
ナダル 「なぁ佳奈……それいつまでやるん?」
準備の時間にまだ余裕があるため
どうやら佳奈はナダルさんに遊んでもらっているようです。
佳奈 「動かんといて下さい!インスタにあげるんで!」
数回シャッター音が聞こえてきたけど、そういうことか。
きょん 「失礼しゃーーす!」
ノックもせずに突っ込んで来たのは
ラフレクランのきょんさんだった。
西村 「どうも、よろしくお願いします。」
後から相方の西村さんも来た。
美琴 「よ、よろしくお願いします!」
きょん 「長崎ちゃんだー!この前テレビで見た!」
美琴 「こちらこそ……。」
きょん 「いいよそんな改まらないで!一応同期だし!……同期だよね?」
西村 「多分。まぁよろしく!」
美琴 (意外と雑なんだな。)
西村 「相方さんは?」
美琴 「あっちでナダルさんと遊んでます。」
きょん 「だからぁ、敬語は無し!ね?」
美琴 「眩しいんですけど……。」
きょん 「長崎ちゃんてお洒落好きだったりする?アプリコッツの衣装可愛いよねー!」
西村 「言えてる。どっちが考えたの?」
美琴 「あ、私、で……っ私だよ!」
出そうになった敬語を飲み込んだ。
きょん 「やっぱりー?劇場で見かける度かわいいなあって思ってたんだー!」
眩しいんですけどーー!!

56人がお気に入り

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:芥子 | 作者ホームページ:http://Twitter.com/Peach_fry
作成日時:2018年2月27日 23時