ド素人芸人日記。-1冊目- (ページ19)

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恥ずかしいページ19

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美琴｢どーもー！｣

勢いよく楽屋のドアを開けると新山くんがいた。

新山｢おぉ？！ノックしろよ！｣

美琴｢ごめんごめん。石井さんは？｣

新山｢打ち合わせ行ってる。そろそろ帰ってくるんちゃう？｣

美琴｢それじゃあここで待ってるわ。｣

新山｢構わへんけど…。インフル治ったん？｣

美琴｢うん！あ､新山くんが私を病院に連れてってくれたんだよね？｣

新山｢覚えてないの？｣

美琴｢正直あんまり。トットさんと喋ってからの記憶が曖昧で。｣

新山｢そー､なんだ。ふーん。｣

美琴｢はるさんから聞いたんだけど､おんぶしてくれたってホント？｣

新山｢えっ､あ､ホンマ､やけど……忘れといてよ！｣

美琴｢なんでー？いい話じゃん。覚えてないけど。｣

新山｢変にカッコつけたみたいで恥ずいねん！｣

美琴｢普通にカッコいいと思うけど。途中誰かにおぶられてるなーって感じはあったし。｣

新山｢意識あったんかい。病院着いた時お前寝ててんで？死んだかと思てめっちゃ焦った。｣

美琴｢すみません(笑)なんだか気分良くて。｣

新山｢俺のおんぶは乗り心地ええって有名よ！｣

美琴｢なにそれ(笑)おんぶのプロなの？｣

新山｢まぁお前にしか今んところはしたことないけど。｣

美琴｢ないんかい。｣

石井｢あれ､長崎ちゃん！｣

石井さんが帰ってきた。