Episode 81 ページ32
.
4人ほどの可愛らしい女子高生がゾロゾロとソファー席に座っていく
「あむろさぁーん!♡」なんて可愛い声で、注文のため名前を呼び、どさくさに紛れてボディタッチをかましまくっている
私はそんな光景に嫉妬をする…
なんてことはなく、お腹が空いている私のお腹と息子のお腹の虫さんを黙らせるために美味しそうなメニューを一緒に眺めていた
すると、隣からトントンッと肩を叩かれ何事かと振り向くと蘭ちゃんと和葉ちゃんがなにやら難しい顔をしていた
『どったの?蘭ちゃん、和葉ちゃん。
怖い顔してるよ?』
蘭「Aさん、いいんですか?あれ。」
和「あの子達、安室さんにベッタリくっつきすぎちゃう?
Aさんの彼氏なのに…」
『いやだから、彼氏なんかじゃないってば〜//
私なんかが、安室さんと付き合うなんて申し訳なさすぎて爆発しそう』
蘭「そんなことないです!Aさんと安室さん、お似合いですよ!」
和「そうやそうや!!
そもそも、Aさんだってめちゃくちゃ可愛いんだから美男美女夫婦やで!!!?」
『私なんて全然可愛くなんてないよ〜、安室さんだって選ぶ権利あるんだし、あの子たちのが数倍可愛いよ〜……』
なんて、そういった言葉が自分にグサリと刺さった気がした
(自分で言った言葉にやられるとは……零くんは好きだけど私はアニメキャとして好き…よね?
うん。)
そんなことを考えていると、ポッケに入れている携帯がブブブッと揺れたのがわかった
画面を見ると仕事場から電話だった
『ごめんね、職場から電話かかってきちゃった
外で話してくるから蓮をお願いしてもいいかな?』
蘭「はい、大丈夫です!」
『ママ、どこいくの?』
『お仕事から電話きたから少しお外で話してくるね、すぐ戻ってくるから蘭お姉ちゃんと何食べようか決めていてくれる』
『うん、はやくもどってきて』
『わかったよ。』
そんなことを息子と話しながら、私は携帯を片手にポアロの入り口のドアをカランと開き、店前で携帯のロックを外し、職場の電話番号をタップした
プルルルル…ガチャ…
『もしもし、お疲れ様です、Aです。
先ほどお電話来ていて出られずにすみません。はい、』
(よかった。泣きそうだったけど助かった。)
電話の通話ボタンを押し「はぁ…」と1つため息をつく、その瞬間グイッと腕を引っ張られた
そこには、苦い顔をした安室さんの顔
287人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
RINA(プロフ) - 玲さん» 告白!!お待ちどう様でしたッ!!日課にしてくれているなんて( ; ; )ありがとうございます!まだ続きます!お楽しみにしててください!! (2021年11月2日 16時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - ようやく告白!!!更新されて仕事終わり色々片付けて寝る前に読むのが日課になるほど続きを楽しみにしてます! (2021年11月2日 6時) (レス) id: bb3e3e235e (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - 音猫さん» 3回も見てくださるなんて!!すっごく嬉しいです(泣)!!少しずつ安室さんとの距離も近づきつつ、ジンとも接触!まだまだ面白く書いていきます!頑張ります! (2021年10月26日 23時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
音猫(プロフ) - こんなに尊くてにやけが止まらない小説初めてです!めっちゃ面白いので投稿頑張ってください!ちなみに全話3回読ませていただきました! (2021年10月26日 22時) (レス) @page35 id: bc85421f32 (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - にわなずなさん» ご指摘ありがとうございます! (2021年10月25日 7時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:RINA | 作成日時:2021年6月21日 7時