Episode 74 ページ25
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全身鏡の前でぐるりと回る2人
お互い顔を見合わせてにこっと笑うと『しゅっぱつー!』と玄関までバタバタと急足に走る
『ママ、今日もかーいね(かわいいね)!!』
『わー!嬉しい!ありがとう〜ッ!』
(くッ…………!なんてよくできた息k(以下略))
私たちは靴を履いて玄関のドアをガチャリと開けるとそこには真っさらな青空が広がっていた
今日はベビーカーではなく歩いて行こうと言うことになったので、息子の小さな手を取って玄関を後にした
そよそよとゆっくりと揺れる緑の葉を横目に瞳の中には青空が映る
『パパのおめめみたいに綺麗な青空ね。』
『パパのめー、あお!』
『ふふっ、そうね、パパの目は綺麗よね〜!』
2人してニコニコしながら道中の安室さんトーク
これもいつものこと。
住む世界は変わってしまったけど、やっぱり考えてることややってることは変わらない毎日の日常
(今考えると、こっちにきてからもう2ヶ月は経ってる。
蓮が不安になったりしなかったのは、零くんのお陰でもある。
そんなことを考えると、ほんとに零くんにはお世話になりっぱなしだなぁ。)
そんなことを考えながら、住宅街を歩いていく
家の近くの住宅街にちょこんとある小さな可愛らしいケーキ屋さんがある
最近知り、あまり人目につかないので、ちょっとした隠れ家的なお店だと私は思っている
内装もとても可愛らしくて、カフェにもなっているので、いつも来よう来ようと思っていたがなかなか来れなかったのだ
毛利さんへのお礼を購入しようとその、可愛らしい扉に手をかけると、チリリンと綺麗な音がした
中かからは店員さんの「いらっしゃいませ」と綺麗な声が聞こえ、中に入ると色とりどりのケーキとお菓子の詰め合わせ等々、綺麗な光景が目に飛び込んでくる
『きれーい!!』
『うーん、どれにしようかなぁ。
蓮は、毛利のおじさんとコナンお兄さん、蘭お姉さんになんのお菓子がいいと思う?』
『うんと、えっと…ッ あれたべたい!』
蓮が指さした方向には、卵の形をしたガラスの瓶に入ったプリンと琥珀糖の詰め合わせ
『わー!綺麗だね!これにしようか!』
『うん!』
私はレジに向かい、プリン7個入りのBOXを頼んだ
綺麗に包装してもらい、保冷剤をつけてもらいその可愛らしい袋を受け取った
「ありがとうございました、」
チリリンという音を背に、私たちは少しわくわく気分で毛利探偵事務所に向かった
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RINA(プロフ) - 玲さん» 告白!!お待ちどう様でしたッ!!日課にしてくれているなんて( ; ; )ありがとうございます!まだ続きます!お楽しみにしててください!! (2021年11月2日 16時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - ようやく告白!!!更新されて仕事終わり色々片付けて寝る前に読むのが日課になるほど続きを楽しみにしてます! (2021年11月2日 6時) (レス) id: bb3e3e235e (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - 音猫さん» 3回も見てくださるなんて!!すっごく嬉しいです(泣)!!少しずつ安室さんとの距離も近づきつつ、ジンとも接触!まだまだ面白く書いていきます!頑張ります! (2021年10月26日 23時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
音猫(プロフ) - こんなに尊くてにやけが止まらない小説初めてです!めっちゃ面白いので投稿頑張ってください!ちなみに全話3回読ませていただきました! (2021年10月26日 22時) (レス) @page35 id: bc85421f32 (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - にわなずなさん» ご指摘ありがとうございます! (2021年10月25日 7時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RINA | 作成日時:2021年6月21日 7時