【ツイステ】新人看守は美人でヴィランズからも愛されてます。Part3

Episode100 ページ10

学「マジフト大会当日貴女の役割をお伝えしたくてですね。」


と数枚の紙と白い紙袋が机に置かれた。









学「当日の動きが書かれているのでよく目を通しておくように。それからこれは貴女の服です。」


「服？」




学「当日は多くの人が来ます。流石にその服だと動きづらいでしょう。嗚呼、私なんて優しいんでしょう。」


「なるほど…わざわざありがとうございます。」









その紙と袋を受け取り数秒考え込む。そして「クロウリーさん、」と声をかけた。






学「なんですか？」


「例の頼まれていた事件についてなんですが…」









「何か分かった事が？」と彼は少し前のめりになる。それに対し小さく頷いた。






「実は犯人の目星もついています。…あの、それについて折り入ってお願いが。」





学「お願い？……ハッ！ダメですよAさん！私と貴女は学園長とメイドという関係なんですから！それ以上の関係は無理ですよ！」


「？何のことです？」









すると机の上でスプーンをいじっていた鴉が何かこちらに向かって鳴いている。しかもクロウリーさんではなく私に、だ。




鴉「カァッ、」

「…？」



だが生憎私は動物言語とやらがわからない。するとクロウリーさんが「あ、コラッ」と何か怒り始めた。









学「何Aさんのこと口説いてるんですか！光り物渡したんだからさっさと戻りなさい！」


鴉「カァッカァッ！」



「まぁまぁ…」









「……それより話、始めてもよろしいですか？」

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