Episode93 ページ3
ラギー「_________……また君らッスか。何度言われてもデラックスメンチカツサンドはもう返せないッスよ〜」
教室で面倒くさそうに溜め息をつくのはラギー・ブッチさん。傷害事件についてだとリドルさんが告げれば、フッと真顔に戻る。
ラギー「…そいつは穏やかな話題じゃなさそーッスね。」
「廊下の方でお話を伺っても?」
ラギー「…わかったッスよ。だから乱暴な真似はやめてほしいッス。」
そんなことはしないのだが…彼が逃げないよう後ろを追って廊下に出る。
リドル「(さて、ラギーにユニーク魔法を使われるのは厄介だ。)
ボクの『首をはねろ』で……」
ラギー「あれれ〜?リドルくん。マジカルペンなしに魔法使って大丈夫ッスか?」
リドル「えっ?」
ハッとした様子でリドルさんが胸元のポケットに触れる。先程までそこにあったマジカルペンがない。いつの間に…
グリム「オイ、ケイト!オマエのペンもねぇんだゾ!?」
ケイト「うそっ!マジで!?」
ラギー「シシシッ!隙がありすぎるんッスよ。因みにほら、これも。」
「…!」
二つのマジカルペンの他に、彼の手には煙管が握られていたのだ。思わず確認すると確かにない。あれは私のだ。
ラギー「この前は失敗したッスけど今回はうまくいったみたいッスね〜」
「返して下さい。それは私のです。」
ただでさえ煙管が全く吸えていないのに手放すというこの仕打ち。大袈裟かもしれないが耐えられない。
彼に近づくため、足を一方踏み出すと、
「こんなとこでボコボコにされちゃたまんないで、退散させてもらうッス!」
そう笑って走り出した。
リドル「くっ…待て!止まらないと首をはねるぞ!『オフ・ウィズ…』」
ケイト「ちょっと待ったリドルくん!マジカルペンなしにダメだって!」
リドル「でも…!」
「お任せ下さい。」
スカートの裾を少し持ち上げ走り出す。彼の背中を見逃さないように人を避け続ける。
ケイト「わぉ…メイドさん速い…」
リドル「…ハッ!関心している場合じゃないよ!ボク達も追いかけるよ!」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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快晴(プロフ) - もう、やられてないんですか? (8月24日 5時) (レス) id: 3fba93f21d (このIDを非表示/違反報告)
akithin.(プロフ) - 更新楽しみにまってます!😊 (6月8日 15時) (レス) id: 99ff633255 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ師匠。(プロフ) - ここの夢主ちゃんの性格が大好きです。更新応援しています!! (2023年4月9日 20時) (レス) @page41 id: 269bc0d773 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - いきなりすみません🙇出来たら全員のキャラに愛されたいです!(恋愛的に)あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです!無理せずに頑張ってくださいね! (2023年1月16日 16時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
雪女 - 更新楽しみにしてます🙂ポムフィオーレ寮とディアソムニア寮絡み楽しみにしてます (2022年12月19日 0時) (レス) id: 883542d863 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:グロリアス | 作成日時:2020年7月5日 22時