【鬼滅の刃】新人看守は美人で鬼殺隊からも愛されてます。其ノ弐

第六十二話 ページ17

煉「_________……車掌さん！危険だから下がってくれ！

火急のこと故帯刀は不問にしていただきたい！」









煉獄が立ち上がり、悲鳴の広がる通路を見る。




そこには顔が２つくっついた鬼の姿がかった。









煉「その巨躯を！！隠していたのは血鬼術か。気配も探りづらかった。しかし！罪なき人に牙を剥こうものならば


この煉獄の赫き炎刀がお前を骨まで焼き尽くす！！」







「煉獄さん…」


煉「大丈夫だ。俺が君を守ろう！！」









_________炎の呼吸、壱ノ型。不知火。









炎を纏いながら鬼の首が飛ぶ。鬼はその巨大な体を床に倒した。









炭「すげぇや兄貴！！見事な剣術だぜおいらを弟子にしてくだせぇ！！」


煉「いいとも！！立派な剣士にしてやろう！！」







善「おいらも！！」


伊「おいどんも！！」









三人の声かけに煉獄は「みんなまとめて面倒みてやる！！」と大声で宣言する。


すると煉獄の羽織ものをAがクイッと優しく引いた。









煉「む？どうしたA？」





「その…私も貴方の弟子になりたいです。


……あわよくば、貴方の伴侶に…」









その台詞とAの表情にゾクンッと何かが煉獄の体をかける。




そして笑顔を浮かべ、Aの手を握った。









煉「安心しろ！！俺が皆の面倒を見、柱になるよう鍛えあげよう！！」



炭「煉獄の兄貴ィ！！」


善「兄貴ィ！！」









_________とまぁ、そんな事あるわけもなく。

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