【鬼滅の刃】新人看守は美人で鬼殺隊からも愛されてます。

第五話 ページ7

「_________……善逸さん。貴方だけでも逃げて下さい。」









そう言って鬼に斬りかかる。しかし善逸さんは焦った様子でそんな事は出来ない、と叫んだ。









善「だって、だってだって！こんな優しい音の貴女が死んだら駄目だ！！」



「(音…？)」









しかしそれを質問できる暇もなく鬼は襲ってくる。その度に刀で防ぎ、攻撃をしかけるが意図も簡単に避けられてしまう。









鬼「愉快愉快！！どれ、少し遊んでやろう！！」




「(日輪刀とやらでなければ鬼は倒せないと言っていましたが…時間を稼ぎ逃げる、という手立ても難しそうですね。)」









鬼と距離を取る。どうする、弱点としては頸。しかしこの刀では直ぐに再生してしまうか？









？？『_________鬼共の嫌う藤の花が一年中狂い咲いているからでございます。』









「(藤…？)」









ハッとしてポケットに触れる。そして未だに尻餅をついている善逸さんに対し、相手に聞こえない程度の小声で喋りかけた。









「善逸さん、少しの時間あの鬼の気を引いて下さい。」




善「はっ！？いやいやいや！！無理ですよ！！俺、喰われるのがオチで…」



「結婚の話、考えても良いですよ。」









すると突然、雷に打たれたような衝撃を受けた善逸さん。そしてわなわなと震えながら勢いよく立ち上がった。









善「やっ、やい鬼！！俺がいることも忘れんな！！」









彼は涙目になり、足も恐怖で震えている中、石ころを投げ鬼に当てる。


当てられた鬼は更に血管を浮き上がらせ、善逸さんを睨んだ。









鬼「てめぇ…今この俺に石ぶつけやがったな…」




善「ヒィィィ！！Aさん、早くうぅぅ！！」









先程ハンカチに包んだ藤の花を煙管に入れ、マッチで火をつける。最初に試した頃よりも量が多い。




上手くいくかは分からない。









が、吸い込んだ煙を一斉に相手に向かって吹いた。

第六話→←第四話

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す